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救急医療体制について
糸魚川市では、市内医療機関の協力を得て、24時間365日の救急医療体制を維持しています。県内でこの体制を維持しているところは、当市を含め数地域のみで、全地域で行われておりません。
しかし、病院の医師不足により病院単独での救急体制を維持することが厳しくなっているため、医師会及び病院の協力を得て、この体制の確保に努めております。
当市の救急医療体制は次のようになっています。
一次救急医療(急な発熱などの時間外診療)
応急的な処置や入院加療を必要としない比較的軽症患者の医療を行うもので、糸魚川総合病院においては開業医と糸魚川総合病院の医師が交代で出務し診療体制を確保しています。
曜日(受入時間) | 医療機関名(連絡先) |
---|---|
日曜・祝日 (8時30分~12時30分) |
糸魚川総合病院 (竹ケ花457-1 電話 025-552-0280) |
月曜~金曜日 (18時~22時) |
糸魚川総合病院 |
土曜日 | 市内医療機関の通常診療時間内に受診してください。 |
※令和7年10月1日(水曜日)から、一次救急医療体制に よしだ病院(横町5-9-12・電話025-553-0711)が加わり、平日(18時~22時)の受入体制が以下の表のように変わります。
水曜日の一次救急(感冒、尿路感染症、便秘、打撲、関節痛、感染症検査など)は、よしだ病院が優先されます。
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変更前 |
変更後 |
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医療機関 曜日・受入時間 |
糸魚川総合病院 (市医師会) |
糸魚川総合病院 (市医師会) |
よしだ病院 |
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日曜日・祝日 |
8時30分~ |
◯ |
◯ |
× |
月曜日 |
18時00分~ |
◯ |
◯ |
× |
火曜日 |
◯ |
◯ |
× |
|
水曜日 |
◯ |
△ |
◯ |
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木曜日 |
◯ |
◯ |
× |
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金曜日 |
◯ |
◯ |
× |
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土曜日 |
市内医療機関の通常診療時間内に受診してください。 |
※ ◯:患者を受け入れる。
×:患者を受け入れない。
△:◯を優先とするが、対応困難な場合は患者を受け入れる。
※ 土曜日は可能な限り、医院・診療所での受診をお願いします。
・受診する場合、必ず病院に電話連絡してから受診してください。
・受診の際は、保険証や各種医療費助成受給者証を忘れずにお持ちください。
・月曜日、火曜日は、開業医が糸魚川総合病院に出務して診療にあたります。担当となった開業医の診療所は医師が不在となりますのでご協力をお願いします。
・小児科については、糸魚川総合病院小児科、なかむらこどもクリニック、糸魚川こどもクリニックに確認してください。
二次救急医療
救急車で搬送されるような、救急患者で重症患者(手術や入院加療等)の医療を行うものです。
- 受入時間
24時間365日体制を確保しています。 - 受入医療機関
糸魚川総合病院(竹ヶ花457-1)
三次救急医療
二次救急医療機関で処置等ができない重篤救急患者の医療を行うもので、上越市の県立中央病院が指定されています。
市民の皆さんが安心して暮らせるためにも、この体制を維持していくことは、大変重要な課題です。
しかし昨今の医師不足により、一次および二次救急医療体制の維持が困難になりつつあります。特に二次救急医療担当医師の肉体的・精神的負担は計り知れないものがあります。
市としましては、今後も現体制維持のため医師確保について努力をしてまいりますが、市民の皆さんの協力も必要ですので、次の点にご留意いただきますようよろしくお願いいたします。
- 比較的軽度の症状の場合は、開業医などの「かかりつけ医」に診てもらいましょう。
- タクシーの代わりに救急車を利用しないようにしましょう。
- 救急に関係のない軽症の場合は診療時間内に受診し、夜間に受診することはしないようにしましょう。やむを得ない場合は、午後10時までに受診してください。
関連情報
- 子どもの急な病気のときに
- 救急医療電話相談<外部リンク>(概ね15歳以上の大人対象)新潟県HP・チラシ [PDFファイル/3.48MB]
- 休日の歯科診療について
- 救急
- 医療機関・救急車の適正利用(動画) 新潟県HP<外部リンク>