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令和7年第5回市議会定例会の招集に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。
議員の皆様におかれましては、大変ご多用のところご参集いただき、厚くお礼申し上げます。
行政報告の前に、大規模火災に見舞われた大分市へのお見舞いについて、ご報告申し上げます。
このたびの大規模火災により、亡くなられた方に哀悼の意を表しますとともに、被災された方々、今なお避難されておられる方々に、心からお見舞い申し上げます。
市では、11月20日に市長名でお見舞い状をお送りするとともに、糸魚川駅北大火の際、全国の皆様からご支援いただきましたことを受け、11月29日には井川副市長が大分市を訪問し、お見舞金を手渡して参りました。
大分市の職員からは、既に多くの問い合わせをいただき、対応しているところでありますが、当日は、市が経験した大規模火災後の事後対応等についても情報提供して参りました。
大分市の一日も早い復旧・復興のため、糸魚川市も全力で支援して参ります。
それでは、行政報告させていただきます。
本定例会におきましては、条例改正や補正予算など、46件の議案について、ご審議をお願いしたいものでありますが、この機会に2点につきまして、ご報告申し上げます。
はじめに、糸魚川東保育園の民営化に関する協定の締結について、ご報告申し上げます。
平成17年の合併以来、公立保育園の民営化を重要課題と位置づけ、昨年12月に「保育園等の適正配置と民営化に関する基本方針」を策定、今年7月には「適正配置及び公立保育園の民営化ガイドライン」を示し計画的に推進して参りました。
このたび、7年11月26日、市内の社会福祉法人みその会と糸魚川東保育園の民営化に関する協定を締結しました。
今後は、当該法人と連携しながら、職員確保や公立園との連携強化などに対する支援を行い、9年度からの民営化を目指した円滑な移行と保育の質の維持・向上に努めて参ります。
次に、地区懇談会の開催状況についてご報告申し上げます。
10月2日から11月27日にかけて、市内13会場において地区懇談会を実施し、延べ582名の皆さまからご参加いただきました。
市民の皆さまとの対話を私の市政運営の基本姿勢としており、今回の懇談会においても、地域が抱える課題や将来への思いについて、さまざまなご意見をいただきました。
いただいたご意見を真摯に受け止め、今後の施策や事業に活かして参ります。
以上、2点について、ご報告申し上げました。
議会並びに議員の皆様から特段のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、招集のご挨拶とさせていただきます。