令和7年第2回市議会臨時会閉会あいさつ

　市議会臨時会の閉会にあたりまして、お礼を兼ねまして一言ご挨拶申し上げます。
　本臨時会におきまして、専決処分の承認や監査委員の選任についてご同意を賜り、厚く御礼申し上げます。
　本日、議会の新たな体制が整い、糸魚川市の第6ステージがスタートいたしたところであります。
　人口減少を要因とした担い手不足や、経済の縮小など、様々な課題が山積しておりますが、持続可能で、市民の皆様が、夢や希望を持てるようなまちづくりを目指して全力で取り組んで参ります。

　さて、この機会に、2点につきまして、ご報告を申し上げます。

　最初に、令和7年度姫川・関川総合水防演習について、ご報告申し上げます。
　5月31日、土曜日、姫川河川敷において、当市では9年ぶりとなる姫川・関川総合水防演習が開催されます。
　今からちょうど30年前、平成7年に姫川で発生した7.11水害では、国道148号およびJR大糸線に甚大な被害をもたらし、長期にわたり道路、鉄道のインフラが不通となり、市民生活に大きな傷跡を残しました。
　また、災害の復旧活動の際に発生した蒲原沢土石流災害では、14人の方が犠牲となりました。
　過去の水害記憶を次世代に語り継ぐとともに、いつ発生するかわからない大規模な水害に対して、こうした演習が大変重要であり、防災意識の向上を図って参ります。
　議員並びに市民の皆様からご出席・ご覧いただきますようよろしくお願いいたします。

　2点目に、大阪・関西万博で開催される新潟県催事への出展について、ご報告申し上げます。
　6月10日から13日まで、EXPO(エクスポ)メッセ イベントホールで開催される県催事「大地と雪の恩恵 未来へつなげる新潟の食と伝統」に、当市も出展いたします。
　当市のブースでは、海洋高校の生徒による水産加工品の販売や、ヒスイなど特産品の展示販売を行うほか、ステージイベントやヒスイ探し体験等のワークショップを通して「糸魚川」の魅力を広く発信して参ります。
　また、初日に行われる「鏡開きセレモニー」に花角知事と共に参加し、当市のPRに努めて参ります。

　以上、2点について、ご報告申し上げました。

　議員各位をはじめ市民の皆様から、一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

　終わりに、6月議会定例会の招集日を6月9日、月曜日とさせていただきたい予定でありますことをご報告申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。
　大変、ありがとうございました。