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糸魚川市の木・花・鳥・石
平成20年3月19日、市民憲章と共に市のシンボルを制定しました。
制定にあたっては、市民からのアンケートをもとに、何度も話し合いを重ね決定したものです。
市の木 ブナ
ブナは、里山から亜高山帯に至る広い範囲に自生しています。保水力が高いことが大きな特徴で、ブナの周りには、山菜やキノコなどの食糧が豊富であり、さまざまな動植物の共生の場となっています。豊かな自然を象徴する木であり、私たちに自然の恵みを実感させてくれます。
市の花 ササユリ
ササユリは、山地の草原や明るい森林に生育する日本固有のユリで、6月~7月にかけて淡いピンク色の花を咲かせます。芳香の漂う清楚な花で、森の中にひっそりと咲き、飾らぬ素朴な美しさは、わたしたちのくらしにうるおいと安らぎを与えてくれます。
市の鳥 カワセミ
カワセミは、体長17cmほどで、市内全域に一年を通して水辺に生息しています。鮮やかな水色と長いくちばしが特徴で、「空飛ぶ宝石」と呼ばれており、ヒスイ(翡翠)の名は、カワセミの色に由来して名付けられています。
市の石 ヒスイ
当市には、国の天然記念物に指定されているヒスイ産出地(小滝ヒスイ峡・橋立ヒスイ峡)があります。縄文時代からヒスイの加工が始まり、国内各地に伝播いたしました。また、当市は、世界最古のヒスイ文化発祥の地と言われ、ヒスイと関わりの深い奴奈川姫の伝承地でもあります。
関連情報
市の石「ヒスイ」が令和4年11月4日に新潟県のシンボルとして「県の石」に指定されました。
ヒスイを含む新潟県のシンボルは、新潟県ホームページ<外部リンク>からご覧いただけます。