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糸魚川市民憲章
糸魚川市民憲章
わたしたちの糸魚川市は、広大な日本海と姫川の東西にそびえる北アルプスや頸城の山並みに抱かれ、地域性豊かな自然遺産に恵まれた「翠(みどり)」あふれるまちです。
わたしたちは、先人が築き上げてきた尊い歴史と文化を受け継ぎ、輝くあすに向かってさらに躍進し、みんなに愛される住みよいまちをつくるため、ここに市民憲章を定めます。
わたしたちは糸魚川市民です
一 自然の恵みに感謝し 美しい環境をつくります
一 笑顔あふれる あたたかい家庭を築きます
一 健康で 生き生きと仕事や学習にはげみます
一 お互いの絆を大切にし 思いやりの輪を広げます
一 あすにゆめをもち 明るい未来を築きます
平成20年3月19日 制定
制定の趣旨
平成17年3月19日、早春のやわらかい日差しとさわやかな風につつまれ、糸魚川、能生、青海が合併し、新しい糸魚川市が誕生しました。
わたしたちの郷土には、広大な日本海、雄大な山並み、ヒスイをはじめとする自然資源や地域固有の伝統文化などがあり、わたしたちに多くの恵みをもたらしてくれています。
新市の総合計画・基本構想では、都市像を「翠(みどり)の交流都市 さわやか すこやか 輝きのまち」とし、この郷土をさらに発展させ、みんなに愛される住みよいまちをつくるには、市民の心を一つにし、みんなで力を合わせていかなければなりません。
そこで、多くの皆さんの熱心な話し合いにより、市民の心構え、心のよりどころとなる市民憲章を制定しました。
糸魚川市民憲章の解説
- 「翠(みどり)」という言葉には、「新市の若々しさ、みどりの大地、広がる日本海、透き通る空、ヒスイにまつわる奴奈川姫と歴史の息吹」などの意味を込めています。
- 「みんなに愛される住みよいまち」という言葉には、市民一人ひとりが糸魚川に住んでよかったと思えるまち、だれもが住みたくなるまちをみんなでつくり上げていきたいという願いを込めています。
本文
- 糸魚川市民であることを自覚するため、本文最初に「わたしたちは糸魚川市民です」を明記しています。
- 市民が主体的に関わっていくという意味を込めて、文末を「~ます」としています。
一 自然の恵みに感謝し 美しい環境をつくります
私たちは、恵まれた自然とともに生活しており、この貴重な自然の恵みに感謝するとともに、自然を大切にし、人と自然が調和した美しいまちにしたいという願いを込めています。
一 笑顔あふれる あたたかい家庭を築きます
家庭の中に笑顔があふれ、あたたかい心の通い合う家庭を築き、生き生きしたまちにしたいという願いを込めています。
一 健康で 生き生きと仕事や学習にはげみます
一人ひとりが心も体も健康で、生き生きと仕事や学習にはげみ、豊かで活力あるまちにしたいという願いを込めています。
一 お互いの絆を大切にし 思いやりの輪を広げます
お互いに助け合いながら家族や地域の絆(きずな)を深め、思いやりの輪を広げ、すこやかで安らぎの感じられるまちにしたいという願いを込めています。
一 あすにゆめをもち 明るい未来を築きます
一人ひとりがあすに向かってゆめをもち、明るく希望に満ちたまちにしたいという願いを込めています。