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糸魚川市健康増進計画「第3次健康いといがわ21」令和7年3月策定
第3次健康いといがわ21(食育推進計画・歯科保健計画含む)
本計画は、「健康寿命の延伸」を目指し、生涯を通じた健康づくりを総合的に推進するための計画です。
当市では、健康増進法に基づく健康増進計画として、平成18年度に「健康いといがわ21」を、その後平成28年3月に「第2次健康いといがわ21」を策定し、健康づくりを推進してきました。
第2次計画期間の終了にあたり、本格的な人口減少社会、超高齢化社会、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によるライフスタイルの変化など、社会情勢や環境の変化に伴い多様化している健康課題に対応すべく、第3次計画を策定しました。
第3次計画の特徴
健康寿命の延伸には、自ら健康づくりに積極的に取り組む人だけでなく、健康に関心の薄い人を含む幅広い層に対してアプローチを行うことが重要です。
そこで、第3次計画においては、個人の生活習慣の改善だけにアプローチするのではなく、健康に関心が薄い人や健康づくりに取り組めない状況にある人にも重点をおいた取組や、健康に望ましい行動をとりやすくするような環境づくりの取組を推進していきます。
なお、第3次計画を総合的な健康づくりの指針とするため、健康増進計画を軸に、関連分野の計画である「食育推進計画」及び「歯科保健計画」の3つの計画を一体的に策定し、施策を展開します。
計画期間
令和7年度から令和18年度までの12年間
基本理念
さわやかに すこやかに みんなで健幸(けんこう)
誰でも健康に関する正しい知識を入手し、行動する一歩が踏み出せるよう、関係機関が連携して地域社会全体で健康づくりに取り組み、健康寿命の延伸とともに、自分らしく、健やかで幸せな生活を送ることができるまちを目指します。
基本目標
健康寿命の延伸と不健康期間の短縮
健康上の問題で日常生活を制限されることなく生活できる期間を延ばし、合わせて不健康な期間の短縮を目指します。
基本施策
⑴ 自然に健康になれる環境づくり
健康づくりを意識せずとも、自然に健康になれる行動につながる環境づくりを推進します。これにより、健康に関心が薄い人や健康づくりに取り組めない状況にある人も、健康に望ましい行動がとれるようになることを目指します。
⑵ 生活習慣の改善と健康意識の向上
性差や年齢、ライフステージを加味し、自分に合った健康情報を探して理解し、実践できるような健康づくりを、取組分野ごとに進めていきます。
⑶ 生活習慣病の発症予防と重症化予防
疾病やフレイル状態の早期発見・早期介入により、生活習慣病の重症化や要介護状態となることを予防し、一人ひとりが自身の健康状態を管理できるよう支援していきます。
ダウンロード
第3次健康いといがわ21(本編) [PDFファイル/4.2MB]
第3次健康いといがわ21(概要版) [PDFファイル/858KB]