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地球温暖化防止と助成事業
身近なところから地球温暖化を防止しましょう
地球温暖化を防ぐには、その原因である二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を減らしていく必要があります。
工場から出る温室効果ガスの削減だけでなく、わたしたちの家庭でも、電気の使用を控えたり、省エネルギー製品を使うことなどで、地球温暖化を防ぐことにつながります。
地球温暖化とは?
地球温暖化とは、地球全体で気温が高くなっていく現象です。
私たちは、毎日の暮らしのさまざまな場面で電気を使い、自動車を利用しています。電気をつくるためには石炭や石油が、また、自動車の燃料としてガソリンが使われます。それらは燃える際にエネルギーを生み出しますが、同時に二酸化炭素を発生します。
空気中の二酸化炭素の濃度が高くなると、地球に熱がこもりやすくなり、温室のように気温が上昇します。このため、二酸化炭素は温室効果ガスと呼ばれています。
二酸化炭素を出さない発電とは?
太陽光や太陽熱、風力など、自然のエネルギーを活用した発電や、原子力発電は、電気をつくるときに石炭や石油を燃やさないので、二酸化炭素が発生しません。
また、石炭や石油を使う火力発電についても、出てくる二酸化炭素をなるべく減らすための工夫や、出てきた二酸化炭素を空気中に出さない方法について、研究が進められています。
省エネルギー製品とは?
温室効果ガスをなるべく排出しないように、エネルギーを効率よく使って、使う量を節約する省エネルギー製品がたくさんつくられています。環境への負荷が少なく、温暖化防止に役立っています。
地球温暖化防止のための行動例
- 使っていない部屋の電灯はこまめに消しましょう。
- 部屋を離れるときや、見たい番組が終わったら、テレビはすぐ消しましょう。
- 冷暖房はなるべく使わず、使うときの目安は、冷房は28℃、暖房は20℃に設定しましょう。
- 顔を洗うときや歯を磨くときは、洗面器やコップに水をくみ、水の出しっぱなしはやめましょう。
- お風呂でのシャワーは、短めを心がけましょう。
- 冷蔵庫は何を取り出すかを考えてから開け、取り出したらすぐに閉めましょう。
- 買い物にはマイバッグを持っていき、本当に必要なものかを考えてからかいましょう。
助成事業
設備導入時の負担軽減のため、国・県・市では、様々な支援を行っています。
詳しくは、「新エネルギー・省エネルギー等の設備導入に関する支援制度」をご覧ください。