更新日:2023年4月18日
 

<ササユリ>

山地の草原や明るい森林に生息する日本固有のユリ。

毎年5月から7月にかけて淡いピンク色の花を咲かせます。

 

 

 

○市の花「ササユリ」を市民に親しんでもらうため、毎年、長者ケ原考古館周辺に、通常の「ササユリ」の球根と宇宙に行った「宙ユリ(そらユリ)」の球根を植栽しています。

   

 

宙ユリ(そらユリ)とは

 平成20年11月にスペースシャトル・エンデバー号に乗って宇宙に旅立ち、8か月半にわたり国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」に滞在し、平成21年7月に地上へ帰還した種子から生まれた宇宙ササユリ。

 「宙ユリ」の愛称は、市内小学生の案をもとにし、投票の結果、平成27年3月に決定しました。

 そらユリ発表  宇宙ササユリ
 「宙ユリ」命名式(平成27年3月19日)  宇宙を旅したササユリ

 

○ササユリの球根は谷村環境緑化研究所で大事に生育されており、学校の授業の実験材料や地元のイベント等で活用いただいています。

 

花伝説サミット

 「花伝説サミット」は、糸魚川産ササユリの種をはじめ全国各地から選ばれた花の種が、約8か月もの間、国際宇宙ステーションに滞在後、平成21年7月31日に無事帰還したことを受けて、種を提供した市民や自治体などの関係者が一堂に会し、出会いと交流を図る目的で開催され、市内各小学校の代表児童17名を含む全国約300名の皆さんが参加しました。

 サミットでは、今までの経過報告、サミットに参加した児童、生徒たちによる自己紹介や花の紹介などがトーク形式で行われました。サミット終了後には交流会が開催され、参加した児童の皆さんは、各自で作成した名刺を各地から参加された児童、生徒の皆さんと交換し、出会いと交流が図られました。

 と き 平成21年12月5日(土曜日)
 ところ 東京都 北の丸公園科学技術館
サミットに参加した皆さん 科学教室の様子