生きている場合

元気な場合

・野生動物の中では比較的おとなしい動物です。

・帰巣本能があり、山に帰る道筋がわかれば帰っていきます。

 しかし、むやみに近づくと体当たりされ大けがをすることがあります。

  決して近づかないでください。

けがや病気で動けなくなっている場合

 急に近づくと突進してくる恐れがあります。

  決して近づかないでください。

・原則、保護しません。(所有者・管理者:新潟県)

・交通の妨げとなる場合であっても、新潟県の指示があるまでさわらないでください。

・個人の判断で動物病院等に持ち込まないでください。

注意

・反芻(はんすう)性の草食動物で、反芻中は座り込み、あまり動きません。

 衰弱しているように見える場合がありますが、多くの場合、休憩しながら反芻しているだけです。

 ※反芻(はんすう):一度飲み下した食物を口の中に戻し、かみなおして再び飲み込むこと。

こどものカモシカの場合

・近くに親がいる場合があり、威嚇してくる場合があるので、決して近づかないでください。

・野生復帰ができなくなる場合がありますので、絶対に保護しないでください。

死んでいる場合

  死んでいる場合は、教育委員会事務局 文化振興課へご連絡ください。

カモシカ

 道路管理者等へのお願い

 ・高速道路、国道等交通量の多いところでは、道路管理者が安全な場所に移動してください。

 ・移動の際は、衛生面に留意の上、作業してください。

 

カモシカの区別がつかない場合

 死んでいて、うつ伏せになっている場合など、ニホンカモシカと二ホンジカ、また、イノシシなどは区別がつがず、よく間違えて連絡が来ます。はっきりとわからない場合は、「大きな動物が死んでいる」と連絡してください。