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西海地区地域おこし協力隊
※西海地区は既に募集を終了しています。
西海地域では農業の後継者として地域おこし協力隊員を募集しています。
人口1,820人の西海地区は、海川という河川沿いに田んぼが広がり、昔から米づくりが盛んな地域です。
西海の特徴としては、60・70代の住民が地域のまとめ役となり、30~50代の方が中心となってYNS(ヤング・西海・そば)という団体を作ってそばを栽培してキッチンカーでそば粉クレープを販売したり、さいの神や盆踊りなどの昔からの地域行事、トレッキングツアーや文化祭など様々な地域活動が活発に行われ、住民自身が“楽しんで暮らしている”雰囲気が漂う地域です。
地域おこし協力隊員の活動内容
1 米づくり
西海地区全体で約200ヘクタールの田んぼが営まれています。担い手の中心は60代ですが、米農家さんのもとで米づくりに関わる基礎的な知識・技術を学んでいただきます。
2 野菜づくり
区画整理事業で整備予定の畑では、新たに枝豆の栽培を計画しております。正直、これまで西海地区ではあまり出荷用の野菜栽培の実績があるとは言えませんが、一方で地域内にある農業法人は米以外にも野菜や加工品づくりなどを実践しているほか、新潟県の普及指導員などの協力も得ながら農家さんと一緒に試行錯誤しながら野菜づくりの経験を積んでいただきます。
3 西海の暮らしの実践
農業で食べていけるかということも大事ですが、それと同じくらい“農村の暮らしをいかに楽しめるか”が重要です。農村集落では集落内の草刈りを共同で行ったり、季節に応じて祭りなどの行事もあります。集落の一員としてこのような集落活動に積極的に参加いただきます。このような地域活動に一生懸命取り組むことで、地域の方たちからの信頼の獲得につながります。
また山菜採り、魚釣り、キノコ狩りなど季節に応じた自然の楽しみ方があります。西海の自然の匠たちから自然の恵みの楽しみ方を教えていただき、西海での暮らしを実践していただきます。
4 冬の活動
基本的に冬は夏場に比べ農作業が少なくなります。それでも地域内の農業法人では野菜づくり(葉菜類)などを行っているので、そこで冬場の農業を勉強いただけるほか、商談会などに参加して販路開拓に努めていただくなどの活動、さらに暮らしを維持するための除雪などを予定しています。
将来像について
協力隊任期満了後である3年後のイメージとしては、
- 地域内の農業生産法人に就職し、働きながら農業技術・知識等を学ぶ。
- 農業以外の仕事を実践しながら、田んぼや野菜づくりと組み合わせて生計を立てる。(半農半X、兼業の実践)
- 国の制度資金(就農直後の経営確立を支援する制度)などを活用して専業農家として活動する。
などが考えられます。
どのような道に進むかは地域おこし協力隊となった皆さん次第ですが、地域からの信頼が得られない自身のやりたいことの実現が難しい側面があります。このことを十分に承知していただき地域おこし協力隊としての活動をスタートしていただきたいと思います。
こんな方にオススメ
- 職業として農業を実践したい方(専業農家を目指したい方)
- 半農半Xなど、農業+別の仕事を組み合わせた農的な暮らしを目指している方
地域の世話人
西海地区の「中山間地域等直接支払」制度の役員の方が中心となって、地域内の農業法人や地域活動をサポートする集落支援員などがサポートするほか、これまでの地域内の話し合いには多くの住民の方に参加いただいています。
そのなかで米づくりを教える人、野菜づくりを教える人、地域での暮らしをサポートする人などを配置し、“地域ぐるみ”で地域おこし協力隊の受入に取り組んでいきます。
詳しくはこちら※西海地区は募集を終了しました。
募集要項 [PDFファイル/502KB]
※申込用紙は、市ホームページの「地域おこし協力隊」のページからダウンロードできます。