本文
糸魚川市自殺対策計画
更新日:2025年3月17日更新
印刷ページ表示
第2次糸魚川市自殺対策計画を策定しました
糸魚川市自殺対策計画とは
自殺は、その多くが追い込まれた末の死です。背景には、精神保健上の問題だけでなく、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立などの様ざまな社会的要因があります。
そのため、自殺対策は、保健、医療、福祉、教育、労働、その他の関連施策との有機的な連携が図られ、「生きることの包括的な支援」として実施されなければなりません。
本市では、「第2次健康いといがわ」の「休養・こころの健康」領域別計画として位置づけし、「自殺対策基本法」及び「自殺総合対策大綱」の改正を踏まえ、今後の自殺対策をより一層推進するため策定しました。
計画期間
- 糸魚川市自殺対策計画 平成30年度~令和5年度
- 第2次糸魚川市自殺対策計画 令和6年度~令和10年度
基本方針
誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指します。
- 生きることへの包括的な支援を推進
- 関連施策との有機的な連携による総合的な対策の展開
- 対応の段階に応じたレベルごとの対策の効果的な連動
- 実践と啓発を両輪とした推進
- 関係者の役割の明確化と連携・協働の推進
- 自殺者等の名誉および生活の平穏への配慮
全体目標
令和6年から令和10年までの5年平均自殺死亡率(10万対)を「13.0以下」とします
参考:令和4年の自殺死亡率(10万対)
- 糸魚川市「15.3」
- 新潟県 「19.4」
- 国 「17.4」
(出典:人口動態統計)
基本施策
全国の自殺実態より、全市町村が共通して取り組むべきとされている基本施策です。
- 地域におけるネットワークの強化
- 自殺対策を支える人材の育成
- 市民への啓発と周知
- 自殺未遂者等への支援の充実
- 自死遺族等への支援の充実
- 児童生徒のSOSの出し方に関する教育
重点推進項目
本市の現状と課題を踏まえ、以下の対策を重点的に行います。
- 高齢者の自殺対策の推進
- 勤務問題に関わる自殺対策の推進
- 子ども・若者の自殺対策の強化