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早寝早起きおいしい朝ごはん事業市民公開講座
更新日:2025年3月17日更新
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早寝早起きおいしい朝ごはん事業の取組みのひとつとして市民公開講座を隔年で開催しています。令和6年度の実施内容を紹介します。
令和6年度 早寝早起きおいしい朝ごはん事業 市民公開講座
こどもの食事の悩みを解消しよう!~生活リズム・朝ごはんとの関係~
令和6年11月23日(土曜日)、ビーチホールまがたまを会場に市民公開講座を開催しました。講師には、管理栄養士の太田百合子さんをお迎えし、こどもの食べ方の特徴、生活リズムと3食規則的に食べる意義などについてわかりやすくお話していただきました。
東洋大学 福祉社会デザイン学部非常勤講師
太田 百合子さん
こどもの食事の悩みを解消するためのヒント
★生活リズムを整える
★お手伝い等で日頃から食べ物に親しむ
★発達段階に合わせて、味付けや調理方法の工夫をする
★食事への流れを作る(おもちゃを片付ける、「いただきます」をする等)
★食べる姿勢を整える(足裏が床に着いている、椅子とテーブルの高さ等)
★保護者がおいしそうに食べる様子を見せる
好き嫌いへの対応
■嫌いなものを見えないようにすることは逆効果。“だまされた”と不信感につながりやすい。こどもが自分から食べるように接することで、できたという自信につながる。
■こどもは、新奇性恐怖(初めて見る食べ物に対しては恐怖心をもち警戒する)から食わず嫌いになることが多い。↠根気よく見慣れる、食べ慣れる関わりを続ける。
■こども自身が挑戦したくなるような食環境づくりや、励ましや褒める対応、食事や遊び、お手伝い等の中から好きなものが増えていけば良い。