糸魚川市の水道事業は、みなさんの料金収入を主な財源に独立採算制の地方公営企業として、安全で安定した水の供給に努めています。

 今回、令和4年4月使用分から水道料金を改定することになりました。

 みなさんのご理解ご協力をお願いします。

 

 新料金表はこちら(糸魚川区域、能生区域、青海区域)

料金改定する理由

1 給水人口・使用量の減少による収入の減
  
給水人口の減少に伴い、使用量が減り、水道料金収入が減少しています。今後も減少が見込まれるため、経営の悪化が予想されます。

2 水道施設の老朽化による更新費用の増加

  施設の老朽化が進み、今後、法定耐用年数の40年を超える水道管が急増するため、更新費用の増加が見込まれます。
3 3区域で異なる料金表
  3区域(糸魚川・能生・青海)で合併前の料金表を使用しており、区域により料金が異なるため、将来的には、料金の統一が必要と考えています。

料金改定内容

1 7%料金収入アップ(5年間)
  令和4年度から8年度の5年間で料金収入が7%増えるように料金を改定します。
2 段階的に料金を改定
  使用者の負担軽減のため、令和8年度まで毎年度段階的に改定します。
3 料金体系を統一(基本料金を口径別に統一)
  3区域で異なる料金体系を口径別に統一します。メーター口径が大きいほど一度に多くの水を使用することができ、使用者の利便性が増すため、その設備投資や維持管理に必要な費用を口径に応じて負担していただきます。

※今回は簡易水道料金の改定はありません。

料金改定の経緯

 現在、市の水道普及率は簡易水道を含め、98%を超えておりますが、一方で、全国の自治体と同様に人口減少が社会問題化しており、水道事業の経営が厳しさを増しております。また、当市では経営面の問題に加え、3地域が別々に合併前からの料金表を使用しているため、料金が異なるという課題もあります。
 このような課題の解決や、今後も安定した水道事業の継続に向け、どのような水道料金のあり方が良いのか、有識者や市民の方からご意見をお聴きするため、令和元年度に「水道料金あり方検討委員会」を立ち上げました。5回にわたり検討した結果を、令和3年7月に、意見書として提出していただいています。
 この意見書を参考に、水道条例改正案を令和3年12月市議会に提案して議決されましたので、令和4年4月に料金改定を行うこととなりました。

 

 ・水道料金あり方検討委員会とは

水道加入金の改定

 水道料金の改定にあわせて、水道加入金の改定も行います。

 毎年度段階的に加入金の減額改定を行い、令和7年度末で廃止とする内容です。

 年度別の改定額はこちらです。

よくある質問(Q&A)

  こちらをご覧ください。