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ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防)キャッチアップ接種経過措置

更新日:2025年4月23日更新 印刷ページ表示

ヒトパピローマウイルス感染症について

 ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。
 100種類以上の遺伝子型があるHPVの中で、子宮頸がんの約50~70%はHPV16、18型感染が原因とされています。
 HPVに感染しても、多くの場合ウイルスは自然に排出されてしまいますが、一部が数年から十数年かけて前がん病変の状態を経て子宮頸がんを発症します。
子宮頸がんについて [PDFファイル/273KB]

子宮頸がん予防ワクチンについて

ワクチンの効果

 サーバリックス(2価ワクチン)、ガーダシル(4価ワクチン)は、子宮頸がんをを起こしやすい種類(型)であるHPV16型、18型の感染を防ぐことができ、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。
 シルガード9(9価ワクチン)は、ワクチンHPV16型、18型に加え、HPV31型、33型、45型、52型、58型の感染を防ぐことができ、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。

接種後の副反応などについて

 HPVワクチン接種後には、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。
 また、まれに重いアレルギー症状や神経系の症状が起こることがあります。
 

副反応の発生頻度
発生頻度 サーバリックス ガーダシル シルガード9
50%以上 疼痛、発赤、腫脹、疲労 疼痛 疼痛
10~50%未満 かゆみ、腹痛、筋痛、関節痛、頭痛など 紅斑、腫脹 腫脹、紅斑、頭痛
1~10%未満 じんま疹、めまい、発熱 など 頭痛、そう痒感、発熱 浮動性めまい、悪心、下痢、そう痒感、発熱、疲労、内出血 など
1%未満 知覚異常、感覚鈍麻、全身の脱力 下痢、腹痛、手足の痛み、筋骨格硬直、硬結、出血、不快感、倦怠感 など 嘔吐、腹痛、筋肉痛、関節痛、出血、血腫、倦怠感、硬結 など
頻度不明 手足の痛み、失神、リンパ筋症 など 失神、嘔吐、筋痛・関節痛、疲労 など 感覚鈍麻、失神、手足の痛み など

キャッチアップ接種について(経過措置)

キャッチアップ接種における経過措置

 平成25年6月14日から子宮頸がん予防ワクチンの積極的な接種勧奨を一時見合わせていましたが、ワクチンの安全性や有効性等に関して国の審議会において議論された結果、ワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことから積極的な勧奨が再開されることとなりました。
 この間に接種機会を逃した方に対して、定期接種の対象年齢を超えて行う「キャッチアップ接種」を令和4年4月1日から令和7年3月31日まで実施しましたが、令和6年夏以降の大幅な需要の増加に伴う子宮頸がん予防ワクチンの限定出荷等により、接種を希望しても受けられなかった人がいる状況を踏まえ、以下の対象者は公費で接種を完了できるよう、接種期間が延長されました。

対象者

平成9年4月2日から平成20年4月1日生のキャッチアップ接種対象者のうち、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの期間に子宮頸がん予防ワクチンを1回以上接種した方
※定期接種対象の平成20年4月2日から平成21年4月1日生(令和6年度高校1年生相当)のうち、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの期間に子宮頸がんワクチンを1回以上接種した方も対象となります。

接種回数

3回の接種が必要です。規定の回数を接種しないと十分な予防効果が得られません。

接種間隔
ワクチンの種類 標準的な接種間隔

標準的な接種間隔をとることができない場合

サーバリックス
  • 2回目:1回目から1か月後
  • 3回目:1回目から6か月後
  • 2回目:1回目から1か月以上
  • 3回目:1回目から5か月以上かつ2回目から2か月半以上
ガーダシル
  • 2回目:1回目から2か月後
  • 3回目:1回目から6か月後
  • 2回目:1回目から1か月以上
  • 3回目:2回目から3か月以上
シルガード9
  • 2回目:1回目から2か月後
  • 3回目:1回目から6か月後
  • 2回目:1回目から1か月以上
  • 3回目:2回目から3か月以上

1回目から3回目まで同じ種類のワクチンを接種します。交互接種を希望される方は、委託医療機関へ予約する際によくご相談ください。

接種期間

令和7年4月1日から令和8年3月31日まで

経過措置リーフレット [PDFファイル/103KB]

接種費用

無料
※接種費用(サーバリックス、ガーダシル:約16,000円/回程度、シルガード9:約26,000円/回程度)は市が負担しますので、医療機関窓口での支払いはありません。

接種場所

  • 糸魚川市が委託した医療機関 [PDFファイル/174KB]で実施できます。
  • 市外の医療機関で接種する場合は、事前の確認や手続きが必要になります。
    ~新潟県内の医療機関~
    ・接種を希望する医療機関に「住所は糸魚川市にあるが無料で接種できるか」ということを確認してください。
    ・接種ができる場合は、病院の指示のもと接種してください。
    ~新潟県外の医療機関~
    ・事前にこども課にご相談ください。
    ・「予防接種実施依頼書」の発行にあたり、事前に予防接種依頼書交付申請書 [PDFファイル/79KB]の提出が必要です。
    ・糸魚川市長から接種先の自治体の長または医療機関の長宛に「予防接種実施依頼書」を発行します。
    ・自己負担での接種となりますが、その後申請により接種費用を払い戻しします。

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)に関する相談先

接種後に、健康に異常があるとき

  • 接種を行った医師、かかりつけ医
  • 子宮頸がん予防ワクチン接種後に生じた症状の診療に関する協力医療機関

※協力医療機関の受診については、接種を行った医師又はかかりつけの医師にご相談ください。

県及び国の相談窓口

新潟県の相談窓口
  • 医療、救済などに関すること 福祉保健部感染症対策・薬務課 電話番号:025-280-5200
  • 学校生活に関すること 教育庁保健体育課 電話番号:025-280-5622
  • 受付日時 月曜日~金曜日 午前8時30分~午後5時15分

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症の予防接種について(新潟県)<外部リンク>

国の相談窓口
  • 感染症・予防接種相談窓口 電話0120-469-283
  • 受付時間 月曜日から金曜日 午前9時から午後5時まで(土曜、日曜、祝日、年末年始を除く)
    ※この相談窓口は、厚生労働省が業務委託している外部の民間業者により運営されています。

ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がんとHPVワクチン~(厚生労働省)<外部リンク>

 

健康被害救済に関する窓口

 予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療(入院等)が必要になったり、生活に支障がでるような障害を残すなどの健康被害が生じた場合には、申請することにより補償を受けられる場合がありますので、こども課へご連絡ください。

予防接種健康被害制度について(厚生労働省)<外部リンク>

関連情報

ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防)予防接種

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