令和6年第1回市議会定例会開会あいさつ(行政報告)

更新日:2024年2月21日
 令和6年第1回市議会定例会の招集に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。
 議員の皆様におかれましては、大変ご多用のところご参集いただき、厚くお礼申し上げます。
 本定例会におきましては、新年度の市政運営の基本となります、令和6年度予算をはじめ、条例改正や補正予算など、42件の議案について、ご審議をお願いしたいものでありますが、この機会に2点につきまして、ご報告申し上げます。

 はじめに、能登半島地震について、ご報告申し上げます。
 1月1日に発生しました能登半島地震により被災された全ての皆様に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。
 これまでもご報告しておりますが、当市においても、造成ブロックの倒壊や、家屋の損壊、液状化現象等の被害があり、建物被害は570棟を超えております。
 このような状況から、支援の拡充について、2月1日と16日に、内閣府をはじめ、総務省、国土交通省等に市独自の緊急要望を行って参りました。
 引き続き、被災された方や地域の皆様の声を聞きながら関係機関と調整を図って参りますので、皆様方からも、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

 2点目に、令和5年度国の補正予算の内示状況について、ご報告申し上げます。
 昨年11月29日に成立した国の補正予算で、当市に関連する事業の内示状況をお手元に配付しましたのでご覧願います。
 市営事業では、5件、事業費約9千1百万円であり、主なものは、農道橋定期点検や消雪パイプ散水管更新、ガス上下水道事業の官民連携導入検討業務委託となっております。
 県営事業では、6件、事業費約6億1千8百万円であり、主なものは、ほ場整備や、ため池の耐震化、農道橋の耐震補強となっております。
 国の直轄事業は、7件で、糸魚川市を含めた事業費は、約10億3百万円であり、主なものは、法面対策や海岸擁壁補修となっております。
 これら合計しますと、18件、約17億1千3百万円となり、市営事業については、令和6年度への繰越事業となりますが、速やかに事業着手して参りたいと考えております。
 なお、詳細につきましては、資料のとおりでありますが、今後採択の段階で、事業費が変更となる場合もありますので、ご了承願います。
 
 以上、2点について、ご報告申し上げました。

 議会並びに議員の皆様から特段のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、招集のご挨拶とさせていただきます。