更新日:2023年3月2日
令和5年第1回市議会定例会の招集に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。
議員の皆様におかれましては、大変ご多用のところご参集いただき、厚くお礼申し上げます。
本定例会におきましては、新年度の市政運営の基本となります、令和5年度予算をはじめ
、条例改正や補正予算など、50件の議案について、ご審議をお願いしたいものであります
が、この機会に2点につきまして、ご報告申し上げます。
はじめに、来海沢地すべり災害における融雪期の避難対応について、ご報告申し上げます。
現在、来海沢地区におきまして、警戒システムにより地盤の傾斜や伸縮について観測を行っ
ておりますが、避難にいたる事例は発生しておりません。
しかしながら、今後、融雪期を迎えるにあたり、2月11日から4月下旬を目途に、来海沢
地内県道西側地区6世帯17人に対して再度の避難指示を発令し、融雪期における地区住民の
安全を確保する体制といたしました。
引き続き、気象情報に注意するとともに、現地巡視や警報システムによる観測等により、土
砂災害への警戒を行って参ります。
次に、令和4年度国の補正予算の内示状況について、ご報告申し上げます。
12月2日に成立した国の補正予算において、当市に関連する事業の内示状況をお手元に配
布しましたのでご覧願います。
市営事業では、3件、事業費約7千万円で、主なものは、社会資本整備の融雪施設更新とな
っております。
県営事業では、6件、事業費約3億5千万円で、主なものは、経営体育成基盤整備となって
おります。
国の直轄事業は、8件で、当市を含めた事業費は、約14億1千万円で、主なものは、法
面対策や洞門補修となっております。
これらを合計しますと、17件、約18億3千万円となり、市営事業については、令和5年
度への繰越事業となりますが、速やかに事業着手して参りたいと考えております。
詳細は資料のとおりでありますが、今後採択の段階で、事業費が変更となる場合もあります
ので、ご了承願います。
以上、2点について、ご報告申し上げました。
議会並びに議員の皆様からの特段のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、
招集のご挨拶とさせていただきます。