令和4年第6回市議会定例会開会あいさつ(行政報告)

更新日:2022年11月29日

 令和4年第6回市議会定例会の招集に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。

 議員の皆様におかれましては、大変ご多用のところご参集いただき厚くお礼申し上げます。

 本定例会におきましては、条例の制定や補正予算など、53件の議案のご審議をお願いしたいものでありますが、この機会に4点について、ご報告申し上げます。


 最初に、道路除雪管理システムの運用開始について、ご報告申し上げます。

 今シーズンの道路除雪につきましては、除雪機械にGPS端末機を搭載した「道路除雪管理システム」を活用し行います。新たなシステムは、12月1日から運用を開始いたします。 

 これにより、除雪路線ごとの除雪状況を確認できるほか、事務手続きの省力化により除雪業者の負担軽減を図り、安全・安心な冬期交通の確保に努めて参ります。


 2点目に、登録有形文化財に関する答申について、ご報告申し上げます。

 11月18日に、国の文化審議会が開催され、えちごトキめき鉄道株式会社が所有する市振駅駅舎、市振駅ランプ小屋、親不知駅駅舎の3件の建造物を登録有形文化財に登録するよう、文部科学大臣に答申されました。

 3件とも、竣工から100年以上経過しており、明治末期の旧北陸本線の駅舎やランプ小屋の様相を伝える特徴的な建造物であることが評価されたものであります。

 登録は、答申後に行われる官報告示をもって正式決定となり、この結果、当市に所在する建造物としての登録有形文化財は11件となります。なお、官報告示は来年の2月頃となる見込みであります。

 今後は、えちごトキめき鉄道や地元と連携し、貴重な文化財の保存と積極的な活用を進めて参ります。


 3点目に「糸魚川市駅北大火 復興事業総合竣工式の開催」について、ご報告申し上げます。

 お手元に当日のパンフレット案を配布しましたのでご覧ください。

 12月10日の土曜日、市民会館で、竣工式典を開催したします。

 式典では、東京理科大学の関澤愛教授から「駅北大火からの復興のあゆみ」について、ご講演いただく予定としております。

 また、本年も、市民の皆さんが主体となった、火の用心夜回り隊による夜間警戒活動や、市民公園を活用したイルミネーション、キターレや広域商店街などで、飲食や販売促進等の催しが行われます。多くの皆様からご参加いただきますようお願い申し上げます。


 最後に、糸魚川駅開業110周年記念事業の実施について、ご報告申し上げます。

 12月17日と18日に糸魚川駅開業110周年を記念したイベントを開催いたします。

 NGT48メンバーの一日駅長就任や、記念きっぷ・入場券の販売、自由通路での物販、ジオパル内での写真展などのほか、直江津D51レールパークで所蔵しているSL列車が糸魚川駅に入線し、構内を走行する予定であります。

 引き続き、糸魚川駅の利用促進を図るとともに、皆様と一緒に110周年をお祝いできるイベントとなるよう、準備を進めて参ります。


 以上、4点について、ご報告申し上げました。


 議会並びに議員の皆様からの特段のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、招集のご挨拶とさせていただきます。