平成29年第2回市議会定例会開会あいさつ(行政報告)

更新日:2017年2月20日
■平成29年第2回市議会定例会 行政報告(H29.2.20)

 平成29年第2回市議会定例会の招集に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。
 議員の皆様におかれましては、大変ご多用のところご参集いただき、厚くお礼申し上げます。
 本定例会におきましては、新年度の市政運営の基本となります平成29年度予算をはじめ、条例関係や補正予算など、54件の議案について、ご審議をお願いしたいものでありますが、この機会に4点につきまして、ご報告申し上げます。

 最初に、市独自の経済対策の実施状況について、ご報告申し上げます。
 まず、「ふるさと旅行券」につきましては、販売開始日の1月20日に4千枚が完売しましたが、駅北大火による観光入込客数の減少に対応するため、予備費を充用して、2月8日に、2千枚を追加販売いたしました。
 こちらにつきましても、即日完売いたしております。
 次に、「プレミアム商品券」につきましては、1月22日から申込受付を開始し、2月上旬に当初発行総額の3億8千5百万円に到達いたしました。
 申込が好調であることや駅北大火に伴う消費の落ち込みからの回復を目指し、更に1億1千万円の追加発行を行いたく、これに伴う市からの補助金につきましては、本定例会において1千万円の追加補正をお願いしたいものであります。
 また、住宅及び店舗を対象としたリフォーム補助金は、1月25日から募集を開始し、3月10日まで申し込みを受け付けております。
 2月17日現在での申込状況は、住宅及び店舗を合わせて、135件、補助金申請額1千283万円、対象工事費 約1億1千300万円となっており、書類審査のうえ、4月上旬に交付決定を行う予定であります。
 これらの対策が、市内での購買や当市への来訪のきっかけとなり、地域経済の活性化や交流人口の拡大に寄与することを期待いたしております。

 2点目に、2017年版「住みたい田舎」ランキングについて、ご報告申し上げます。
 出版社である宝島社が毎年2月に発表いたしております「住みたい田舎」ランキングにおいて、糸魚川市が総合部門で全国11位、若者世代が住みたい田舎部門で全国7位にランキングされました。
 今回の結果は、これまでの着実な取組が総合的に評価されたものであると考えており今後も一層、自信と愛着を持てる「住みよいまちづくり」を進めてまいります。
 
 3点目に、糸魚川市駅北大火へ寄せられましたご支援につきまして、ご報告申し上げます。
 2月10日現在、義援金では、1万1千041件で 約3億7千200万円、見舞金では、292件で 約1億2千300万円、ふるさと納税では、1万8千068件で、約4億3千700万円となっております。
 また、支援物資やボランティア活動への参加など、多くの皆様から物心両面にわたって、心温まるご支援をいただいており、今後も復旧・復興に向けて、全力で取り組んで参ります。

 最後に、駅北大火に関する29年度予算について、ご報告申し上げます。
 駅北大火の復旧・復興に係る予算につきましては、これまで28年度一般会計予算で2回の補正予算をお認めいただいたところでありますが、29年度につきましては、一般会計補正予算(第1号)として、本定例会一般質問最終日に提案をさせていただきますので、ご審議のほどをよろしくお願い申し上げます。

 以上、ご報告申し上げました。
 議会並びに議員の皆様からの特段のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、招集のご挨拶とさせていただきます。