プラン策定のあらまし
世界・日本の動き
平成27(2015)年に決定された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に含まれる「持続可能な開発目標(SDGs)」において、ジェンダー平等、女性リーダーシップ増進や能力強化お活躍の場の拡大(エンパワーメント)、暴力の撤廃などが掲げられており、各国で取組が加速しています。
国では、令和2(2020)年に、社会情勢の変化を踏まえ、「第5次男女共同参画基本計画」を策定し、以下の4つを目指すべき社会として、その実現を通じて、男女共同参画社会の形成の促進を図っていくこととしています。
①男女が自らの意思に基づき、個性と能力を十分に発揮できる、公正で多様性に富んだ、活力ある持続可能な社会
②男女の人権が尊重され、尊厳を持って個人が生きることのできる社会
③仕事と生活の調和が図られ、男女が共に充実した職業生活、その他の社会生活、家庭生活を送ることができる社会
④あらゆる分野に男女共同参画・女性活躍の視点を取り込み、SDGsで掲げられている包摂的かつ持続可能な世界の実現と軌を一にした取組を行い、国際社会と協調する社会
糸魚川市の動き・計画の趣旨
糸魚川市では、男女共同参画社会の実現を図るため、平成19(2007)年12月に「いといがわ男女共同参画プラン」を策定し、その基本計画を実現化していくための具体的事業を示した行動計画(第1次:平成19年度~平成23年度、第2次:平成24年度~平成28年度)に基づいて施策の展開を図ってきました。
平成29(2017)年3月に「第2次いといがわ男女共同参画プラン」を策定し、令和4(2022)年3月に計画期間を終了することから、第2次のプランの成果や課題、社会状況の変化等を踏まえ施策の更なる推進を図るため、「第3次いといがわ男女共同参画プラン」を策定することとしました。
計画の目的
一人ひとりがお互いを認め合い、
個性と能力を発揮できる社会の実現
この計画では、一人ひとりがお互いにその人権を尊重しつつ、責任を分かち合うとともに、性別に関わりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画に関する施策の方向性と内容を明らかにし、総合的かつ計画的な推進を図ることを目的とします。
計画の構成
(1)この計画は、「男女共同参画社会基本法」第14条第3項に規定する糸魚川市の基本的な計画です。
(2)この計画の「基本目標Ⅱ 女性が活躍できる基盤づくり」に関する施策は「女性活躍推進法」第6条第2項に基づく「市の基本計画(女性活躍推進計画)」です。
(3)この計画の「基本目標Ⅲ 安心して暮らせる環境づくり」の⑴配偶者等からの暴力根絶に関する施策は「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」第2条の3第3項に基づく「市の配偶者等からの暴力及び被害者支援基本計画(DV防止基本計画)」です。
プランの詳細はダウンロードファイルをご覧ください。
ダウンロード
第3次いといがわ男女共同参画プラン【本編】.pdf(4536KB)
第3次いといがわ男女共同参画プラン【資料編~裏表紙】.pdf(2219KB)