平成30年第1回市議会定例会開会あいさつ(行政報告)

更新日:2018年3月26日

■平成30年第1回市議会定例会開会あいさつ、行政報告(H30.2.26)

 平成30年第1回市議会定例会の招集に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。
 議員の皆様におかれましては、大変ご多用のところご参集いただき、厚くお礼申し上げます。
 本定例会におきましては、新年度の市政運営の基本となります「平成30年度予算」をはじめ、条例や補正予算など、45件の議案について、ご審議をお願いしたいものでありますが、この機会に5点につきまして、ご報告申し上げます。

 最初に「今冬の大雪の状況とその対応」について、ご報告申し上げます。
 強い寒波の影響により、市内では、1月12日に平野部を中心に大雪に見舞われ、市内9か所の観測所の平均積雪深が1メートルを超えたことから、同日午後5時に大雪警戒本部を設置し、情報収集と警戒を行っております。
 この大雪により鉄道の運休や、国道8号では除雪のため、糸魚川-上越間が通行止めとなるなど、交通機関に大きな影響が出たところであります。
 また、今年の冬は近年にない冷え込みとなり、多数の水道管の凍結被害が発生していることから、市民への周知に努め、水の安定供給を図ってきております。
 その後も市内では断続的に降雪が続き、2月5日にも警戒本部を設置しております。
 なお、大雪の影響による道路除排雪事業などの関連予算を1月31日付けで専決処分しており、本定例会におきまして、ご報告させていただきますので、ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
 詳細につきましては、お手元に配付いたしました「資料No.1」をご覧願います。

 2点目に「行政組織の改編」について、ご報告申し上げます。
 平成30年度に向け、行政組織を一部改編したいと考えております。
 定住事業において、市の重要課題であります人口減少対策や地域振興などにおいて、企画部門との連携が重要となってきたことから、企画財政課と定住促進課を再編し、新たに「企画定住課」と「財政課」にしたいものであります。
 また、交流観光部門と企業支援部門との連携を強めたいことから、商工農林水産課と交流観光課を再編し、新たに「商工観光課」と「農林水産課」にしたいものであります。
 なお、本定例会におきまして、この改編に伴う関係条例をご提案いたしますので、ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
 詳細につきましては、お手元に配付いたしました「資料No.2」をご覧願います。

 3点目に「国の平成29年度補正予算の内示状況」について、ご報告申し上げます。
 市営事業につきましては、21件で約7億4千万円、県営事業は、19件で19億円、国の直轄事業は、6件で約14億7千万円となっております。
 合計では、46件、約41億1千万円となり、30年度への繰越事業となりますが、速やかに事業着手して参りたいと考えております。
 なお、詳細につきましては、お手元に配付いたしました「資料No.3」のとおりでありますが、今後採択の段階で事業費が変更となる場合もありますので、ご了承をお願い申し上げます。

 4点目に「ユネスコ世界ジオパークの再認定」について、ご報告申し上げます。
 去る2月2日、ユネスコ世界ジオパークから糸魚川ユネスコ世界ジオパークの再認定決定が通知されました。
 平成21年8月、日本で最初の世界ジオパーク認定を受けてから、今回で2回目の再認定となります。
 当市のジオパーク活動は10年を経過し、これまで市民をはじめ、市議会、関係団体の皆様からご協力とご支援をいただき、改めまして感謝申し上げます。
 今後も市民と一体となった活動を推進し、持続可能なまちづくりにつなげてまいります。

 最後に「損害保険会社との包括連携協定の締結」について、ご報告申し上げます。
 2月21日、損害保険ジャパン日本興亜株式会社 及び あいおいニッセイ同和損害保険株式会社の各社とそれぞれ、地方創生における包括連携に関する協定を締結いたしました。
 この協定を機に、産業振興や観光振興などの分野において連携を図り、更なる地方創生の推進に取り組んでまいります。

 以上、ご報告申し上げました。
 議会並びに議員の皆様からの特段のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、招集のごあいさつとさせていただきます。

 ■資料NO.1(PDF 185KB)
 ■資料No.2(PDF 489KB)
 ■資料No.3(PDF 12KB)