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復興レポート

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SLくろひめ号リニューアル記念式典
2020/10/14

鉄道の日の10月14日(水)、ジオパルで、外観補修工事を終えた産業用蒸気機関車「くろひめ号」が一般公開され、リニューアル記念式典を行いました。

「くろひめ号」は1956年(昭和31年)製造で、産業用の国産最後の蒸気機関車とされており、全長4・67メートル、幅1・72メートル、高さ2・55メートルで重さは約5・1トン。1982年(昭和57年)まで市内の工場で油の精製に使う鉱物「白土(はくど)」運搬に使われ、工場閉鎖後は糸魚川小学校に長く展示され、その後、美山公園内のフォッサマグナミュージアム脇に移設・展示されていました。
米田市長ら関係者が除幕すると、磨き上げられた黒く輝く車体が出現。見違えるほど立派になった姿に、会場から大きな拍手が送られました。

リニューアルしたくろひめ号は、ジオパルの鉄道資産の一つとして、既存の鉄道ジオラマ、キハ52、トワイライトエクスプレス再現車両などと併せて、鉄道ファンなどの誘客を図り、交流人口の拡大と鉄道の利用促進につなげるための役割が期待されています。