・一般(大人) 500円 ・高校生以下 無料
9時00分~16時30分 ※17時00分に閉館するまでご見学いただけます。
今から3000年前ごろに第1期の活動が始まり、その後約1000年前に第2期の活動、約650年前に第3期の活動、1773年に第4期の活動が始まった。 第1期の活動では、火山灰の放出と火砕流、溶岩流の流出が起こった。 第2期の活動は新潟焼山における最大規模の活動で、日本海にまで達する火砕流と長さ6.5kmの溶岩が流出した。 第3期の活動でも火山灰の放出と火砕流の流出が起こり、このときの火砕流も海まで1.5kmの地点にまで達した。この活動の最後に、現在の山頂である溶岩ドームが形成された。 第4期の活動のうち、1773年の活動は爆発的な噴火で始まり、その後に火砕流も流出したが、先の2つの時期に流出した火砕流よりは小規模であった。この噴火以降にはマグマ噴火は起こっていないが、19世紀の中頃には大量の硫黄が噴出、その後20世紀に入っても小規模な水蒸気爆発が発生している。 2016年(平成28年)5月6日午後に気象庁が上空から調査したところ、東西およそ200m、南北およそ400mの範囲で火山灰が積もっていたことが確認され、「新潟焼山でごく小規模な噴火が発生したもようだ」と発表した。噴火の時期については不明となっている。
噴火イベントの年代、噴火場所、噴火様式等については、(国研)産業技術総合研究所の活火山データベース(工藤・星住, 2006)を参考。