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渇水による田面の漏水にご注意ください

更新日:2025年10月31日更新 印刷ページ表示

今夏の渇水により亀裂が生じた田面をそのままにしておくと、来春の用水通水後に漏水や畦畔の崩落を発生させる恐れがあります。
このような被害を防止するため、漏水等防止対策の一例をご紹介いたしますので、それぞれの圃場の状況に合わせて対策の実施をお願いします。

漏水による水稲栽培への悪影響

  • 亀裂への水の浸入により畦畔崩落が発生する恐れがある。
  • 田植え後に水がたまりにくくなり、地温が上がらずに初期成育が遅れる。
  • 肥料成分が流出しやすくなる。

漏水等防止対策の一例

(1)トラクターによる漏水対策

  • 秋耕を行った後、排水口を閉じて雨水を保持し、丁寧な代掻きを2回以上実施する。
  • 畦畔際を中心に大きな亀裂が生じた場合は、トラクターで何回か走り、タイヤで土を鎮圧する。

(2)ベントナイトによる漏水対策

  • 亀裂の入った畦畔際1メートル間に対して、ベントナイトを投入し、作土とよく混ざるようにロータリーで耕起する。

干ばつ災害復旧事業補助金

​田面に発生した亀裂の深さがあぜの上段から50センチメートル以上で、耕盤まで到達している場合、田面の復旧工事費(工事費15万円以上が対象)を補助します。
詳しくはこちらのページをご覧ください。