「下水道の日」は、1961年(昭和36年)、著しく遅れているわが国の下水道の全国的な普及(当時の普及率6%)を図るため、当時の下水道を所管していた建設省(現在の国土交通省)、厚生省(現在は環境省が所管)と日本下水道協会の前身団体が協議して「全国下水道促進デー」として始まりました。

 それから約40年が経過し、日本における近代下水道の基である旧下水道法が制定された1900年(明治33年)から100年を迎え、その記念行事が行われたこと、また、2001年(平成13年)が21世紀のスタートの年にあたることなどから、近年の下水道に対する認識の高まりもあり、より親しみのある名称として「下水道の日」に変更されました。

 

 市では、生活環境の改善及び海や川の水質保全のために下水道の整備を進めています。

 下水道のメリットは、

 ・生活雑排水、汚水の臭いやハエ、蚊の発生を防ぎます。

 ・生活雑排水、汚水は、浄化センターで処理されてから海や川へ放流するため、大切な水資源を守ります。

 ・くみとりや浄化槽の清掃、定期点検、修繕等の費用は不要になります。(下水道使用料がかかります。)

 

 下水道は皆様にご利用いただいて効果を発揮しますので、下水道が整備された区域にお住まいでくみとりや浄化槽を使用している方は、一日も早い下水道への接続をお願いします。