令和2年第2回市議会定例会閉会あいさつ(行政報告)

更新日:2020年6月26日

令和2年第2回市議会定例会行政報告(R2.6.25)

 

 令和2年第2回市議会定例会閉会にあたり、お礼を兼ねまして、一言ご挨拶を申し上げます。

 去る6月8日から本日までの長期間にわたり補正予算をはじめ、多数の重要案件につきまして、慎重なご審議をいただきましたことに対し、厚くお礼を申し上げます。

 さて、この機会に5点について、ご報告申し上げます。

 始めに、令和元年度会計別決算状況について、ご報告申し上げます。

 一般会計の決算額は、歳入が328億1千万円、歳出で311億7千万円となり、差引16億5千万円が令和2年度への繰越金となります。

 繰越財源を除く実質の繰越金は、10億3千万円でありますが、令和2年度予算に充当しておりますので、残りは、約4億2千万円となっております。

 詳細につきましては、お手元に配付いたしました資料のとおりであり、今後とも健全な財政運営に努めて参ります。

 2点目に、出身大学生等応援事業について、ご報告申し上げます。

 5月25日から募集を開始しております出身大学生等応援事業について、6月24日現在、459人の登録をいただいており、申し込みの締め切りは、本日までとなっております。

 応援品の発送にあたりましては、糸魚川うまいもん会を始めとする地元事業者の皆様の協力をいただき、発送しているところでありますが、応援品を発送した大学生やその保護者から多数のお礼のメッセージなどを頂戴しております。

 不安がある中でもふるさと糸魚川を離れて生活している皆様にとりまして、少しでも心の支えになったものと考えております。

 3点目に、最新版の住みよさランキングについて、ご報告申し上げます。

 東洋経済新報社が毎年発表する住みよさランキングについて発表があり、当市は、62位、2年連続で新潟県では1位となりました。

 これまで取り組んできた成果の表れと考えております。各指標を分析する中で施策に反映し、更なる住民福祉の向上に努めて参ります。

 4点目に、トワイライトエクスプレス再現車両公開記念式典の開催について、ご報告申し上げます。

 新型コロナウイルス感染症の影響により、4月29日から公開を延期しておりましたが、現在の社会活動緩和の状況を踏まえ、8月9日にジオパルでの記念式典開催を決定いたしました。 

 公開後は、交流人口の拡大、にぎわいの創出につながるよう活用して参ります。

 最後に、コロナ関連ステッカー2種類の配布について、ご報告申し上げます。

 まず一つは、一定の基準を満たす感染防止対策を実施する事業者に対して、新型コロナ対策推進ステッカーを配布します。

 糸魚川市観光協会にて申し込みの受付と配布を行い、安心安全なお店をPRして誘客宣伝を図り、経済活動の再開と需要喚起を図って参ります。

 もう一つは、アフターコロナに向けて、行政、事業者、市民が一体となって取り組むことが重要であり、心を一つにコロナに対する意識を醸成するため、コロナに負けるな糸魚川ステッカーを作製しました。

 チーム糸魚川の会員企業や希望する市民に向けて配布し、意識の醸成を図るとともに、市全体が一丸となって新しい生活様式を実践し、経済の再生に全力で取り組むよう進めて参ります。

 以上、5点について、ご報告申し上げました。

 新型コロナウイルス感染症対策につきましては、今後、夏場の人の移動などによる市内発生の可能性も危惧されます。また、国の2次補正も成立したことから、できる限り議会の皆様とも情報の共有を図る中で進めて参りたいと考えておりますが、緊急時や時期を捉えての経済対策などには、専決補正となる場合もありますので、ご理解願います。

 議員各位をはじめ市民の皆様から、一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 終わりに、令和2年9月市議会定例会の招集日を、8月31日、月曜日とさせていただきたい予定でありますことをご報告申し上げ、閉会のご挨拶とさせていただきます。

 大変ありがとうございました。