令和2年第1回市議会定例会開会あいさつ(行政報告)

更新日:2020年2月25日

令和2年第1回市議会定例会行政報告(R2.2.25)

 令和2年第1回市議会定例会の招集に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。

 議員の皆様におかれましては、大変ご多用のところご参集いただき、厚くお礼申し上げます。

 本定例会におきましては、新年度の市政運営の基本となります令和2年度予算をはじめ、条例関係や補正予算など、61件の議案について、ご審議をお願いしたいものでありますが、この機会に5点につきまして、ご報告申し上げます。

 最初に、新潟県市長会における地域医療対策特別委員会の設置について、ご報告申し上げます。

 2月13日に開催された新潟県市長会において、県内のすべての地域において必要な医療提供体制が維持されるための方策等について、調査研究及び情報収集等を行うことを目的として「地域医療対策特別委員会」が設置されました。

 特別委員会の委員として、当市のほか小千谷市、佐渡市、村上市、十日町市の5市が指名を受け、今後検討を重ね、必要な地域医療体制の維持に向けた県施策への提言などを行って参ります。

 2点目に、東京都千代田区との包括連携協定の締結について、ご報告申し上げます。

 このたび、千代田区と相互の地域の発展に向け、商工振興や災害時の相互応援協力など、様々な分野で連携を進める、包括連携協定を締結することとなりました。

 これまで、千代田区内の飲食店と連携し、糸魚川の食材の販路拡大の取組を進めてきたところであり、今後も連携を図っていきたいとの千代田区の意向により、協定締結について提案いただいたものであります。

 今後、交流人口の拡大や様々な分野での連携を進めて参りたいと考えております。

 3点目に、北陸新幹線・えちごトキめき鉄道開業5周年記念イベントの開催及びトワイライトエクスプレス再現車両の市内お披露目について、ご報告申し上げます。

 開業から5年目を迎える3月14日に糸魚川駅・能生駅・青海駅の各駅を会場に、午前10時から記念イベントを開催いたします。

 各会場では、地域の団体によるステージや飲食・物販などを予定しており、議会をはじめ広く市民の皆さまからご来場いただき、5周年をお祝いするとともに、にぎわい創出、鉄道利用促進にもつなげていきたいと考えております。

 また、現在、東京・六本木で開催中の特別展「天空ノ鉄道物語」に出展しておりますトワイライトエクスプレスの再現車両でありますが、3月22日までの特別展終了後、ジオパル内キハ52待合室へ設置を行い、4月29日から公開する予定としております。

 展示・公開に至るまで、JR西日本をはじめとする多くの関係者の皆さまから多大なるご協力をいただき大変感謝しております。

 展示後は、トワイライトエクスプレスのコンセプトを生かしたイベント等も開催し、観光スポットの一つとして活用して参ります。

 4点目に、一般県道西中糸魚川線西中バイパスの開通について、ご報告申し上げます。

平成24年度から県が事業を進めておりました西中バイパスの整備が完了し、3月20日午後3時から供用が開始され、通行が可能となります。

 当日は、午前11時から現地において、市と今井地区自治振興協議会が主催し、開通記念式を開催いたします。

 本道路の供用は、今井地区の生活環境の改善と小滝・大町方面への交通の円滑化に大きく寄与するものであり、これを契機として、松本糸魚川連絡道路・今井道路の早期着工に向けて取り組んで参ります。

 最後に、令和元年度 国の補正予算内示状況について、ご報告申し上げます。

 1月30日に成立した国の補正予算において、当市に関連する事業の内示状況をお手元に配布しましたので、ご覧願います。

 市営事業では、6件、事業費約5億8千万円で、主なものは、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備となっております。県営事業では、6件、事業費約11億4千万円で、主なものは、姫川港の整備となっております。国直轄事業は、7件で、糸魚川市を含めた事業費は、約15億2千万円で、主なものは、砂防事業となっております。

 その他事業は、1件、約1億9千万円で、中山間地域所得向上支援対策事業となっています。

これらを合計しますと、20件、約34億4千万円となり、令和2年度への繰越事業となりますが、速やかに事業着手して参りたいと考えております。

 詳細は資料のとおりでありますが、今後、採択の段階で、事業費が変更となる場合もありますので、ご了承願いします。

 以上、5点について、ご報告申し上げました。

 議会並びに議員の皆様からの特段のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、招集のご挨拶とさせていただきます。