なくそう!望まない受動喫煙けむいもん

マナーからルールへ

望まない喫煙をなくすとともに、健康への影響が大きい子どもや患者などに配慮することを目的に

健康増進法の一部が改正され、令和2年4月1日から施行されています。健康増進法の施行に伴い、望まない受動喫煙を防止するための取り組みは、マナーからルールへと変わりました。

 

市の所管する施設では、受動喫煙防止の観点から敷地内全面禁煙を含め対応しています

利用者の皆様におかれましては、健康増進法改正の趣旨をご理解いただき、ご協力をお願いします。

 

第一種施設(敷地内禁煙)

「第一種施設」とは、学校、病院、児童福祉施設、行政機関の庁舎などの施設で、原則敷地内禁煙

です。屋外で受動喫煙を防止するために必要な措置が取られた場所であれば、喫煙場所を設置する

ことができます。

市の所管する第一種施設は、すべて敷地内禁煙としています。

 

第二種施設(屋内禁煙)

 

「第二種施設」とは、第一種施設以外の事務所、工場、ホテル、旅館、飲食店などの施設で、原則屋内禁煙です。喫煙を認める場合は、喫煙専用室などの設置が必要です。

 

 

 参考 ◆受動喫煙対策 (厚生労働省) 

    ◆なくそう!望まない受動喫煙 (厚生労働省) 

 

 

受動喫煙とは

本人はたばこを吸っていなくても、他の人が吸っているたばこの煙を吸い込んでしまうことを受動喫煙と言います。たばこを吸う本人が吸い込む煙は主流煙、火がついたたばこの先から立ち上がる煙は副流煙と呼ばれます。副流煙には主流煙の数倍の発がん性物質やニコチン、一酸化炭素、アンモニアなどの有害物質が含まれています。

 

 

たばこの健康被

たばこの煙に含まれる有害物質の悪影響は全身におよび、さまざまな病気を引き起こします。日本人の病気と死亡原因としては、最大のリスク要因という結果が出ています。 たばこによる病気は肺がん、脳卒中、歯周病、咽頭がん、食道がん、心筋梗塞、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、すい臓がん、膀胱がん、子宮頸がんなどのリスクを高めるとされています。

受動喫煙の健康被害

 

 

 

 

 

 

 

 

禁煙の効果

禁煙を始めてから24時間後には心臓発作が起きる危険性が低下するといわれています。

禁煙後早ければ、1か月経つ段階で、咳やたんなどの呼吸器症状の減少がみられる他、免疫機能が回復してインフルエンザなどの感染症にかかる危険性も低下することが明らかになっています。

 

 

 

自分のために、周囲の人のために、禁煙に取り組んでみませんか?

         糸魚川市内にも禁煙外来を実施している医療機関があります。

       詳細はこちらをご確認ください