これまで、地域高規格道路は、その果たすべき機能・役割から、自動車専用道路またはそれと同等の機能を有する道路とされてきましたが、 地域高規格道路としての機能は確保しつつも、地域ごとに弾力的に道路整備ができるよう、国土交通省において、平成15年5月2日に、構造要件の見直しが行われました。

○見直し(緩和)の概要
  従来の構造要件 構造要件の見直し
サービス速度 時速60~80キロ以上 路線全体として概ね時速60キロ以上
車線数 4車線以上 2車線以上
設計速度 原則時速80キロ 時速60キロ以上
沿道アクセス 全ての交差点は立体交差 原則、交差交通なし。ただし、状況によって、平面交差の設置も可能
交差方法の取り扱い 沿道アクセスを制限 状況によって、沿道アクセスも可能
歩行者・自転車 歩行者・自転車の進入なし 交差点や沿道アクセス箇所を除き、本線車道と歩行者や自転車とを構造的に分離
その他 路線全体として所要のサービス速度を確保できる場合は、現道の活用も可能