更新日:2024年4月15日

熱中症とは

熱中症とは、体温を保つために汗をかき、体内の水分や塩分の減少や、血液の流れが滞るなどして体温が上昇して重要な臓器が高温にさらされたりすることにより発症する障害の総称です。

熱中症は生命にかかわりますが、一人ひとりが熱中症について知識を持ち、行動することで、防ぐことができます。

自分の体調の変化に気を付けるとともに、周囲に気を配り、呼びかけあって、みんなで熱中症にならないようにしましょう。

 こんな人は特に注意

 高齢者・障害者・子ども

 体調が悪い人

 暑さに慣れていない人

 持病のある人

 特に高齢者は、暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しており、体が熱を逃がす機能も低下します。

こんな日は特に注意

 気温が28度以上

 湿度が70%以上

 風が弱い

 急に暑くなった

 熱中症は、室内や夜間でも多く発生しています。

 

熱中症を予防しましょう

 ・室内ではエアコンや扇風機を使用し室温を調整しましょう

 ・のどが渇かなくても、こまめに水分補給をしましょう

 ・外出時は日傘や帽子で直射日光を避け、通気性の良い服を着ましょう

 ・体調が悪い日は外出をできるだけ控えましょう

 ・急に暑くなった日や、風が弱い日、活動の初日などは特に注意しましょう

 ・体調が悪い人がいないか、お互いに気を配りましょう

 

熱中症アラートについて

 熱中症アラートは、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、熱中症予防行動をとっていただくよう促すための情報です。暑さ指数に基づき、前日17時および当日5時の1日2回発表されます。身の回りの暑さ指数を確認し、行動の目安にしましょう。

 

 熱中症アラート(環境省)

 

暑さ指数を活用しましょう

 暑さ指数(WBGT)とは、気温や湿度、放射熱をもとに算出した指数です。同じ気温でも、湿度が高ければ、熱中症になりやすくなります。気温だけでなく、厚さ指数予測を活用して熱中症を予防しましょう。

 熱中症アラートの発表状況(環境省 熱中症予防情報サイト)