更新日:2020年7月17日

 近年、豪雨による水害が発生し、広範囲による長時間停電の発生が懸念され、停電が復旧した際、再通電時において、電気機器又は電気配線からの火災「通電火災」が発生するおそれがあります。

 水害時は以下の点に気をつけてください。

・停電中は電気機器のスイッチを切るとともに、 電源プラグをコンセントから抜くこと

・停電中に自宅を離れる際は ブレーカーを落とすこと

・再通電時には、漏水等により電気機器等が破損していないか、配線やコードが 損傷していないか 燃えやすいものが近くにないかなど、十分に安全を確認してから電気機器を使用すること

・建物や電気機器に外見上の損傷がなくとも、 壁内配線の損傷や電気機器内部の故障により、 再通電から長時間経過した後、火災に至る場合があるため、煙の発生等の異常を発見した際は直ちにブレーカーを落とし、消防機関に連絡すること

 また、自然災害時における火災予防啓発映像を消防庁で作成し公表されましたのでこちらを参考にしていただければと思います。今回の通電火災についても映像にあるので参考にしてください。

啓発映像は総務省消防庁のサイトから

https://www.fdma.go.jp/mission/prevention/suisin/post-2.html