糸魚川市地域自立支援協議会 会議録 日時 平成30年12月13日(木) 13:30〜15:10 場所 こころの総合ケアセンター 地域交流ホール 会議名 平成30年度 第1回糸魚川市地域自立支援協議会 出席者 協議会委員(名簿のとおり) (欠席委員)斉藤(喜)委員 会議要旨 1.開会 2.所長あいさつ 昨年、糸魚川市ささえあいプランを新たな第5期として策定した。 「自立と共生の社会を実現し、みんなでささえあう糸魚川」を基本方針として、今後3年間の糸魚川市の障害者施策を進める大切なプラン。委員の皆さまからは、このプランの進行状況を確認いただく中で、評価や改善に取り組んでいただきたい。 今回新たに委員となられた方もあるが、地域の障害のある人からの声をできるだけ反映できるように、 いろんな分野の皆さまから参画していただいているので、意見を言ったり、聞いたりできる場として、それぞれの団体にもお返しいただけたらと思っています。 障害のある人誰もが地域で生活できるようにしていくのが国の方針。様々な課題があるが、当市でも、障害のある人を地域で支えていけるよう、関係機関が一体となって話し合いを進めている。 今後も地域で生活する障害者のためにも、地域で一丸となって、ともに助け合い、安心して楽しく暮らせる糸魚川を作っていきたいと思っています。 3.自己紹介 今年度から、第5期協議会となり、メンバーの変更もあったため、自己紹介いただく。 4.会長、副会長の選任 事務局より、会長に斉藤(喜)委員、副会長に牛木委員を推薦する。委員の皆さまより承認いただき、事務局から推薦した2名にお願いする。 5.報告・協議事項 (1)糸魚川市ささえあいプランについて(資料bP)   資料について、事務局より説明 (2)各部会の活動状況について(資料bQ〜6)   資料をもとに、各部会の担当事務局から説明。 (3)その他 @グループホームこまくさ(仮称)の整備について 資料をもとに、現在の進捗状況や開所後の予定などについて説明。 <質疑等> ◎入居者の希望を受け付けているのか ・現在のグループホーム(サンハイツ)の入居者(男性6名)はそのまま移行する予定であり、新規の希望もあるが定員以上の申し込みとなっている。すぐには入居できないことを話しながら、受け付けている。男性の方が希望が多い。 ◎地図では大きな敷地が囲まれているが、建物が建つ周りは何か利用するのか。 ・敷地全体は、市の所有地。建物部分だけ借地することとなる。こまくさ以外の市有地は、今のところ利用予定なし。 6.その他 <各委員からの意見等> □家族会 ・合併後、能生・糸魚川・青海と広域になり、なかなか事業計画どおりに進まないのが現状。また、障害者の親が高齢化しており、本人は障害があるし、なかなか会の運営もうまく進まない。 □クレヨンの会 ・先日の研修会の話を聞いてスゴイと思ったが、働く人の確保も大変だと感じた。また、会へ内容を報告すると、この辺は山間部だと雪も降るし、そうなったら本当に来れるか?などの声も聞かれた。 ・市内は、相談員不足であるという声も会員からは聞かれている。児童の保護者からはお風呂の問題などについても話が出ていた。 □いちょうの家 ・最近では、親たちが亡くなった後のことを心配する声が多くなってきた。そのような中で、能生地域の人たちは、グループホームなどにも興味を持っている。今日も施設やグループホームを見学させてもらっている。 □好望こまくさ ・新しくできるこまくさのグループホームでは、バックアップ施設ともなる予定で、今後は入居者の生活の支援も含めて取り組んでいくこととなる。 □エスポアールはやかわ ・施設では、利用者の高齢化が課題となっている。障害者支援施設の入所者で、介護認定を受けても介護度が軽く出てしまうこともあり、なかなか難しいところである。 □メモリアルホームみずほ ・エスポ同様、入所者の高齢化は問題。障害者支援施設では自立を促す支援でいて、介護度が上がらない。 ・また、施設の入所やグループホームの希望がある場合は、いざというときに初めて利用するというのは、本人も施設もお互いのことがわからず難しいので、今後に備えて、普段からショートスティなどを利用し、施設の体験もしておいてもらうと良い。本人からも施設を受け入れてもらえるよう準備しておいて欲しい。 □ワークセンターにしうみ ・利用者の中から、就職できる人が少なくなっている。 ・そんな中、移行支援も来年度から定員を8名から6名に変更予定。 ・就労支援でも、工賃のための仕事に働き手が少なくなってきて、生活介護レベルの人も中にはいる感じもある。そうなると、職員への負担も多くなり大変だと感じる。 ・これからの地域のニーズを考えていきたいし、利用者も紹介してほしい。 □糸魚川保健所 ・障害者が前に出て、意見を出せるような場もあるといいのでは。 ・相談員が少ないということを耳にするが、相談員もとても困っているんだろうなと感じている。相談員も経験年数に合わせて、研修などが実施できるといいのではないか。 以上