ペットにマイクロチップを装着しましょう

更新日:2019年9月19日
ペットの突然の迷子、災害、盗難、事故…ペットは住所も名前も言えません。
そんなとき、マイクロチップは確実な身元証明となります。
また、令和元年6月に犬や猫などに、マイクロチップ装着を義務付けることなどを柱とする法案が可決されたこともあり、環境省ではマイクロチップの装着を推奨しています。

いざというときに備え、マイクロチップを装着しましょう。


マイクロチップとは?

チップ
・マイクロチップは、直径2mm、長さは約812mmの円筒形の電子標識器具です。
・内部はIC、コンデンサ、電極コイルからなり、外側は生体適合ガラスで覆われています。

・チップは、15桁の番号が記録されており、専用のリーダーで読み取りができます。

・動物の安全で確実な身元証明の方法として、世界中で広く使われています。

・わが国でも、近年犬や猫などのペットにも注入する飼い主が増えています。

特徴は?

・一度体内に埋込むと、脱落したり、消失することはほとんどありません。
・正常な状態であれば体内で移動することはほとんどありません。
・データが書き換えられることもないため、確実な証明になります。

・電池が不要で、半永久的に使用できます。

・過度な痛みや負担は与えません。
・ほ乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類など、ほとんどの動物に使用ができます。

メリットは?

迷子や地震などの災害、盗難や事故などによって、飼い主と離ればなれになっても、マイクロチップの番号をリーダーで読み取り、データベースに登録された情報と照合することで、飼い主のもとに戻ってくる可能性が高くなります。

どこでできるの?

マイクロチップの埋込みは、動物病院にて行うことができます。
詳しくは、お近くの動物病院にご相談ください。

どんな方法?

・通常の注射より少し太い専用のインジェクター(チップ注入器)を使って体内に注入します。

・注入方法は、一般的な皮下注射とほとんど変わりません。

・埋込み場所は、動物の種類により異なり、犬や猫は、背側頚部(首の後ろ)皮下が一般的です。

・犬は生後2週齢、猫は生後4週齢ごろから埋込みができるといわれています。

注入

マイクロチップリーダーはどこにある?

市では、糸魚川警察署にマイクロチップリーダーが配備されています。

マイクロチップを装着したら、登録手続きを!

マイクロチップリーダーを装着しただけでは、飼い主の情報は分かりません。装着したら、必ず登録機関にマイクロチップ番号や連絡先などの登録手続きを行ってください。引っ越しなどで、連絡先の変更があった場合の変更手続きも必ず行ってください。

まずは迷子にならない工夫を!

・首輪や鎖は定期的に点検をしましょう。
・首輪に犬鑑札や迷子札を着用しましょう。

詳しくは、下記リンクをご覧ください

日本獣医師会HP
環境省自然環境局「マイクロチップを入れていますか?」
新潟県HP「マイクロチップを装着しよう!」