令和元年第3回市議会定例会閉会あいさつ(行政報告)

更新日:2019年7月5日

令和元年第3回市議会定例会行政報告

令和元年第3回市議会定例会閉会にあたり、お礼を兼ねまして、一言ご挨拶を申し上げます。

去る6月17日から本日までの長期間にわたり条例改正をはじめ、多数の重要案件につきまして、慎重なご審議をいただきましたことに対し、厚くお礼を申し上げます。

さて、この機会に7点について、ご報告申し上げます。

始めに、姫川水系・小滝川白濁対策会議の設置についてご報告申し上げます。

本日付けで庁内に藤田副市長を委員長とする「姫川水系・小滝川白濁対策会議」を設置いたしました。

今後さらに国県や関係組織・団体による「連携・連絡会議」を立ち上げ、対応策について検討を進める予定であります。

2点目に、各地域の夏祭り・花火大会について、ご報告申し上げます。

今年も各地域で夏祭りや花火大会が4週にわたり開催されます。

7月20日は、早川地区一体となって打ち上げる伝統の早川大花火大会が開催されます。

また、7月27・28日は、おうみ祭りが開催され、27日は民謡流しが、28日には、糸魚川大花火大会が行われます。翌週の8月3日は、おまんた祭りが開催され、今年は「みんなでつくる 意思(こころ)ひとつにめぐる夏の日」をテーマに約3,000人による市民流しが行われます。

そして、8月10日は、約2,000発の花火が打ち上げられる、能生ふるさと海上花火大会が開催されます。

今後とも、地域の祭りなどを通じて交流人口の拡大に努めて参ります。

3点目に、平成30年度現年課税分の個人県民税の収納率について、ご報告申し上げます。

30年度は99.54パーセントと前年比0.01ポイント向上しました。

当市は22年度から9年連続して向上しており、県の3年連続向上した徴収成績優良市町村に該当し、7年連続で県知事の感謝状を受賞することとなります。

今後も中長期的な数値目標を掲げるなど、「見える化」による収納率向上に取り組んで参ります。

4点目に、出雲、諏訪、糸魚川の3市交流事業について、ご報告申し上げます。

このたび、島根県出雲市、長野県諏訪市と糸魚川市の3市で、奴奈川姫の物語を通じた広域的な地域間連携を行うため、「神話の縁結び かみがたりネットワーク」を設立することとなりました。

今回の交流事業につきましては、昨年1月に、お声掛けをさせていただいて以来、3市で話し合いを進めてきたものであります。

来る7月6日の土曜日、ビーチホールまがたまにおいて、3市長による調印式セレモニーと、3市の有識者による記念講演会を開催し、3市の連携を深めて参りたいと考えております。

5点目に、シティプロモーション事業について、ご報告申し上げます。

昨年度、策定したシティプロモーション戦略に基づき、7月8日月曜日にスタートイベントとして「石のまちプロジェクト発表会」を開催する予定としております。

発表会では、チーム糸魚川として商工会議所や地域振興局などにもご参加いただくなか、「石のまち」ブランドの概要や今後のプロジェクト展開の説明などを行う予定としております。

この取り組みにより交流人口、関係人口の拡大を図るほか、市民のシビックプライドの醸成に繋げて参ります。

6点目に、都市計画マスタープランの改定及び立地適正化計画の策定について、ご報告申し上げます。

両計画につきましては、平成28年度から改定及び策定作業を進めて参りましたが、本年3月29日に決定し、本日、議員の皆様にお配りさせていただきました。

今後は、これらの計画に基づき、10年、20年先を見据えつつ、持続可能で暮らしやすいまちづくりに取り組んで参ります。

7点目に、平成30年度の決算状況について、ご報告申し上げます。

一般会計の決算額は、歳入が302億2千万円、歳出で288億9千万円となり、差引13億3千万円が令和元年度への繰越金となります。

繰越財源を除く実質の繰越金は、約10億7千万円でありますが、既に令和元年度予算に充当しておりますので、残りは、5億4千万円となっております。

詳細につきましては、お手元に配付いたしました資料のとおりでありますが、今後ともより健全な財政運営に努めて参ります。

以上、7点について、ご報告申し上げました。

議員各位をはじめ市民の皆様から、一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

終わりに、令和元年9月市議会定例会の招集日を、9月9日、月曜日とさせていただきたい予定でありますことをご報告申し上げ、閉会のご挨拶とさせていただきます。

大変ありがとうございました。
 
 決算状況