令和元年第3回市議会定例会開会あいさつ(行政報告)

更新日:2019年6月18日

令和元年第3回市議会定例会行政報告(R1.6.17

令和元年第3回市議会定例会の招集に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。

議員の皆様におかれましては、大変ご多用のところご参集いただき、厚くお礼申し上げます。

本定例会におきましては、条例関係や補正予算など、議案11件、諮問1件について、ご審議をお願いしたいものでありますが、この機会に5点につきまして、ご報告申し上げます。

最初に、東京2020(ニィゼロニィゼロ)オリンピック聖火リレーについて、ご報告申し上げます。

来年6月5日・6日に新潟県内で行われますオリンピック聖火リレーの新潟県ルートが発表され、当市がスタート地点に選ばれました。

この度のオリンピックは復興を理念にしており、糸魚川駅北大火からの復興を進める当市が選ばれたことに意義を感じております。

今回の決定は、市民に活力を与えるとともに、全国の皆様に当市の復興の姿をみていただける貴重な機会となることから、市民一体となって取り組んで参ります。

2点目に、市内郵便局との包括連携協定の締結について、ご報告申し上げます。

去る6月7日、市内17郵便局と、包括連携協定を締結いたしました。

市内郵便局とは、平成29年度に災害時における相互協力と情報提供に関する協定を締結したところでありますが、このたびの包括連携協定によって、より様々な分野での連携を深め、「地方創生の取り組み」や「安全安心なまちづくり」など、ともに取り組んでいくことにより、「地域の中の郵便局」として、ご活躍いただけることを、ご期待申し上げるところであります。

3点目に、姫川・小滝川での白濁について、ご報告申し上げます。

5月8日に姫川支流の小滝川が、白く濁っているとの一報が入り、注視しておりましたが、6月12日に濁りが強くなったとの情報がありました。

これを受け、情報収集を行うとともに、北陸地方整備局職員と一緒にヘリコプターによる現地調査を実施したところ、平成29年6月に発生した小滝川白濁事案と同様なか所の土砂崩壊が確認されました。また、新潟県による簡易水質検査も実施されておりますが、異常は確認されませんでした。

4点目に、糸魚川市総合防災訓練について、ご報告申し上げます。

6月23日、日曜日、午前7時30分から、市内全域において、各地区が想定した土砂災害、河川氾濫等に応じた訓練を実施いたします。

今回の訓練では、上刈地区を重点地区として総合体育館を会場に、自主防災組織と協力した避難所設営及び炊き出し訓練等を行います。

当市では、様々な災害を想定し、今後とも各種の防災訓練や講演会などを通じて、市民の防災意識の高揚を図るとともに、減災対策と安全確保の向上に取り組んでまいります。

議員の皆様におかれましても、お近くの地区の訓練にご参加いただきますようお願い申し上げます。

最後に、本年度公共事業関係予算の当初内示状況について、ご報告申し上げます。

まず、令和元年度予算の市営事業につきましては、23件で概算58億9千万円の内示がありました。

県営事業につきましては、27件で概算33億7千万円、国の直轄事業は、8件で概算57億7千万円、その他事業は1件で約4千2百万円となっております。

以上、5点について、ご報告申し上げました。

 議会並びに議員の皆様からの特段のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、招集のご挨拶とさせていただきます。