令和元年第2回市議会臨時会開会あいさつ(行政報告)

更新日:2019年5月21日

■令和元年第2回市議会臨時会開会あいさつ(行政報告)【R1.5.21】

おはようございます。

令和元年第2回市議会臨時会の招集にあたりまして、一言ごあいさつ申し上げます。

議員の皆様におかれましては、大変ご多用のところご参集いただきまして、厚くお礼申し上げます。

「令和」という新たな時代に入り初めての議会ということで、あらためて身の引き締まる思いであり、市長の職責を全うしていきたいと思いますので、議会並びに議員の皆様にも、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

さて、本臨時会におきましては、専決処分の承認など6件の議案について、ご審議をお願いしたいものでありますが、この機会に3点につきまして、ご報告申し上げます。

最初に、地域高規格道路松本糸魚川連絡道路の事業化について、ご報告申し上げます。

本道路は、新潟・長野両県の沿線住民の悲願の道であり、長年にわたり官民一体となって、早期実現に向けた要望活動や様々な取り組みを行って参りましたが、国の今年度予算におきまして、新潟県ルートのうち、山本から上刈間について「松糸・今井道路」として事業化が決定されました。

今後は、今回の事業化決定を弾みにして、市議会をはじめ、関係する皆様方との連携を密にしながら、地域の念願である本道路の一日も早い着工に向け、更なる取り組みを進めて参ります。

2点目に、駅北復興住宅の入居完了及び被災者の生活再建状況について、ご報告申し上げます。

整備を進めて参りました駅北復興住宅につきましては、3月29日に工事が完了し、4月9日に竣工式を執り行ったところでございます。

被災者の皆さまからは、竣工式翌日から、随時入居いただき、大型連休明けに被災17世帯の入居が完了いたしました。空き室となっておりました1室につきましても、入居者募集を行い、抽選により入居者が決定したところでございます。

また、住宅1階に併設されております、訪問診療所「メド・アグリ・クリニックいといがわ」につきましても当初の予定どおり、5月1日から開業しております。

なお、被災者の生活再建も着実に進んでおり、予定されていた方がほぼ戻られている状況となっております。


 最後に、林道福来口線における地滑り災害について、ご報告申し上げます。

5月7日の朝、地元住民から道路崩落の第1報を受け、林道の起点から約1.6kmの地点において被災箇所を確認しました。

地すべりの規模としては、長さ約50m、幅30mにわたり滑落している状況であり、ただちに林道起点部から通行止めとしております。

今後の対応につきましては、地すべりの移動収束を確認し、速やかな復旧に努めて参りたいと考えております。

なお、これに伴い、今年度実施を予定していましたマイコミ平ツアーにつきましては、主催者である糸魚川着地観光の会と協議し、予定していた9回全てのツアーを中止にしたところであります。


 以上、ご報告申し上げました。

 議会並びに議員の皆様からの特段のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、招集のご挨拶とさせていただきます。