更新日:2019年2月27日
平成31年第1回市議会定例会行政報告(H31.2.25)
平成31年第1回市議会定例会の招集に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。
議員の皆様におかれましては、大変ご多用のところご参集いただき、厚くお礼申し上げます。
本定例会におきましては、新年度の市政運営の基本となります平成31年度予算をはじめ、条例関係や補正予算など、44件の議案について、ご審議をお願いしたいものでありますが、この機会に5点につきまして、ご報告申し上げます。
最初に、今冬の除雪の状況について、ご報告申し上げます。
当初の長期予報では暖冬との予測があり、平野部につきましては例年と比較して降雪が少ない状況となりましたが、山間部におきましては例年並みの降雪があり、除雪費につきましては、2月中旬現在で大雪だった昨年と比較し、概ね6割程度、約4億円の執行予定となっております。
2点目に、道の駅「能生」が重点道の駅に選定されたことについて、ご報告申し上げます。
「道の駅」は地方創生を具体的に実現していくための極めて有力な手段であるため、国土交通省では、地方創生の核となる特に優れた企画を選定し、重点的に応援する重点「道の駅」の取り組みを平成26年度から行っております。
平成30年度も提案募集があり、市内では道の駅「能生」がこれに応募しておりましたが、去る1月30日に全国15か所のうちの1か所として重点道の駅に選定されたものであります。
この選定を受けたことにより、提案した企画内容である地域の核となる道の駅に向けた環境整備を進めていくにあたり、国からハード面、ソフト面での支援を受けられるものであります。
今後、重点道の駅に選定されたことにより交流人口の拡大や雇用創出等道の駅を中心とした地域活性化が図られることを期待するとともに、市といたしましても関係機関と連携しながら支援していきたいと考えております。
3点目に、大糸線活性化協議会の設立について、ご報告申し上げます。
利用者の減少傾向が続くJR大糸線、南小谷、糸魚川間の利用促進と活性化に向け、糸魚川市、新潟県、長野県、小谷村、白馬村、大町市の沿線自治体とJR西日本金沢支社で、2月7日、大糸線活性化協議会を設立いたしました。
今後は、沿線地域の活性化のため、豊富な観光資源を活用し、交流人口の拡大を図るとともに、沿線の定住人口の減少に歯止めをかけ、住民生活の足の確保に繋がるよう、関係者のみならず沿線住民と協働し、利用促進に取り組んで参ります。
4点目に、早川簡易水道下早川地区の給水開始について、ご報告申し上げます。
平成27年度から簡易水道の公営化整備工事を進めて参りました下早川地区につきまして、早川簡易水道として3月15日に給水開始を予定しております。
これからも、安心・安全に水道をご使用いただけるよう安定供給の確保を図って参ります。
最後に、平成30年度国の補正予算の内示状況について、ご報告申し上げます。
2月7日に成立した国の補正予算(第2号)で当市に関連する事業の内示状況をお手元に配布しましたのでご覧願います。
市営事業では、5件、事業費約2億7千万円で、主なものは、林道入山線整備及び糸魚川浄化センター改修となっております。
県営事業では、17件、事業費約16億3千万円で、主なものは、姫川港の整備となっております。
国の直轄事業は、6件で、糸魚川市以外を含めた事業費は、約22億6千万円で、主なものは、国道8号弁天大橋を含む橋りょう架換となっております。
その他事業は、1件、100万円で、危険ブロック塀等除却補助となっています。
これら合計しますと、29件、約41億6千万円となり、31年度への繰越事業となりますが、速やかに事業着手して参りたいと考えております。
詳細は資料のとおりでありますが、今後採択の段階で、事業費が変更となる場合もありますので、ご了承願いします。
以上、5点について、ご報告申し上げました。
議会並びに議員の皆様からの特段のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、招集のご挨拶とさせていただきます。