平成30年第4回市議会定例会閉会あいさつ(行政報告)

更新日:2018年12月20日

平成30年第4回市議会定例会行政報告

 平成30年第4回市議会定例会閉会にあたり、お礼を兼ねまして、一言ご報告を申し上げます。

去る12月3日から本日までの長期間にわたり条例改正をはじめ、多数の重要案件につきまして、慎重なご審議をいただきましたことに対し、厚くお礼を申し上げます。

さて、この機会に4点について、ご報告申し上げます。

最初に、12月12日に発見されました能生地域大道(だいどう)()地内の地滑りについて、ご報告申し上げます。

県の現地調査によると規模は、長さ170m、幅150m、厚さ20mとのことであり、先週末に地すべりの末端部に大型(おおがた)土嚢(どのう)を積み、応急対応を行っております。

県では発見翌日から、移動量の観測を3箇所で、朝、夕2回実施しており、年内には、歪計(ひずみけい)伸縮計(しんしゅくけい)による観測も2箇所で常時観測する予定とのことであります。

今後は、応急の水抜きボーリングや堰堤(えんてい)の嵩上げ、排水処理の工事を計画しており、市としましても県と協力して、地域住民の安全確保と被害の拡大防止に努めて参ります。

2点目に、上越地域図柄入りナンバープレートのデザイン決定について、ご報告申し上げます。

上越3市で取り組んでいる上越ナンバーの図柄デザインについて、お手元に配布した資料のとおり、検討委員会から図柄デザインの選考結果の報告がありました。

なお、選考された図柄入りナンバープレートをデザインしたのは糸魚川市在住の男性であります。

今後、国土交通省に対して提案書を提出し、実際に導入となるのは32年度の予定となっております。

3点目に、糸魚川市駅北大火2年事業「復興まち歩きの日2018」の開催について、ご報告申し上げます。

大火発生から2年目となる12月22日、土曜日、糸魚川地区公民館ほか駅北地区周辺を会場として、大火の教訓を改めて胸に刻むとともに、まちなかにある魅力を見つけて、まちづくりに関わる一歩を踏み出していただくことを目的に、2年事業を開催いたします。

糸魚川地区公民館での開始式や、にぎわい創出広場での防災体験コーナー、ジオパル内キハ52待合室でのリノベーションまちづくりシンポジウムのほか、商店街とタイアップした企画として年末恒例のお楽しみガラポン抽選会や雁木下の土曜楽市などの催しを行い、まち歩きを通じて駅北ならではの魅力を見つけていただく一日にしていきたいと考えております。

最後に、第2次糸魚川市総合計画の実施計画策定について、ご報告申し上げます。

本日、第2次総合計画の実施計画について、議員の皆様にお配りさせていただきました。

実施計画は、第2次総合計画の各施策を計画的、かつ効率的に展開するため、財政状況や事業の優先順位に基づいて、今後3年間で取り組む主要事業を定めたものであり、予算編成の指針にするとともに、行政需要や財政状況の変化を踏まえ、毎年度、内容の見直しを行っております。

31年度からの3か年の重点方針として、加速する人口減少にかかる社会経済情勢等の変化や、地域社会における変化を踏まえ、「子どもと若者」をキーワードに、市民や地域、事業者、行政が情報共有と共通理解を深める中で、各種事業を展開して参ります。

以上、4点について、ご報告申し上げました。

議員各位をはじめ市民の皆様から、一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

終わりに、31年3月市議会定例会の招集日を、2月25日、月曜日とさせていただきたい予定でありますことをご報告申し上げ、閉会のご挨拶とさせていただきます。

大変ありがとうございました。