平成30年第4回市議会定例会開会あいさつ(行政報告)

更新日:2018年12月4日

平成30年第4回市議会定例会行政報告(H30.12.3

平成30年第4回市議会定例会の招集に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。

議員の皆様におかれましては、大変ご多用のところご参集いただき、厚くお礼申し上げます。

本定例会におきましては、条例改正をはじめ、契約の締結、補正予算など、21件の議案について、ご審議をお願いしたいものでありますが、この機会に5点につきまして、ご報告申し上げます。

最初に、副市長の退任について、ご報告申し上げます。

織田副市長より11月末で辞任の申し出があり、慰留に努めましたが、本人の意志が固く、受理することとしました。

新たな副市長については、この後、提案させていただきます。

2点目に、新潟焼山の立入規制の解除について、ご報告申し上げます。

新潟焼山は、平成28年3月2日、災害対策基本法第63条第1項の規定に基づき、糸魚川市、妙高市、小谷村により、山頂から半径1キロメートル以内の立入規制を実施してまいりましたが、昨年の秋頃から、噴煙活動及び地震活動が低下した状況が続いていること、また、新潟焼山火山防災協議会の助言を受け、11月15日、警戒区域の設定を解除することといたしました。

なお噴火警戒レベルは、レベル1の「活火山であることに留意」であることに変更はなく、引き続き、観測体制の強化、入山者の安全対策を図ってまいります。

3点目に、フォッサマグナミュージアム特別展「翡翠展」開催について、ご報告申し上げます。

フォッサマグナミュージアムでは、11月17日から平成31年2月3日まで、特別展「翡翠展」を開催しています。

今回の展示では、縄文時代から現在までの翡翠と人の関わりに焦点をあて、貴重で美しい太古の翡翠の展示を通して、翡翠の歴史とその利用について解説しています。

日本唯一の連結勾玉と日本最古の寺から出土した美しい勾玉を12月16日まで期間限定で展示するなど、めったに見ることができない逸品もありますので、お誘い合わせのうえ、お越しいただきたいと思います。

4点目に、消防団市役所分団の結成について、ご報告申し上げます。

消防団員数は、年々減少傾向にあり、加えて日中会社等に勤めている団員が約90パーセントとなり、平日昼間の災害対応の遅れが懸念されています。

そこで、市では先月11月28日に消防団の初動体制の更なる強化を目的に「市役所分団」の結成を行いました。

これは、市役所に勤務する45歳以下の職員21名で組織し、小型動力ポンプ付積載車を配備、平日昼間の勤務時間内に市内全域で発生した建物火災、林野火災に出動するものです。

また、来年度の本格運用に向けて、新たな職員の入団を促し、更なる消防団員の確保と地域貢献に寄与したいと考えています。

最後に、翡翠文学賞の応募状況について、ご報告申し上げます。

 6月より募集をしておりました翡翠文学賞について、11月30日をもって募集を終了しました。郵送分に関しては30日の消印まで有効となっているため、確定ではございませんが、30日17時現在で176件の応募がありました。

 北は北海道、南は鹿児島県、下は14歳から上は84歳まで、全国各地の幅広い年代層の皆様からご応募いただき、大変喜んでいるところであります。

 今後は、公募で応募いただいた市民の皆様などによる一次審査、専門家による二次審査、夢枕獏先生をはじめとする最終審査員による審査を経て、最優秀賞1編、優秀賞2編を選定する予定としております。

以上、5点について、ご報告申し上げました。

 議会並びに議員の皆様からの特段のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、招集のご挨拶とさせていただきます。