更新日:2018年6月28日
平成３０年第２回市議会定例会行政報告（H30.6.28）
平成３０年第２回市議会定例会閉会にあたり、お礼を兼ねまして、一言ご挨拶を申し上げます。
去る６月１１日から本日までの長期間にわたり条例改正をはじめ、多数の重要案件につきまして、慎重なご審議をいただきましたことに対し、厚くお礼を申し上げます。
さて、この機会に６点について、ご報告申し上げます。
最初に、「各地域の夏祭り、花火大会」について、ご報告申し上げます。
今年も、各地域で夏祭りや花火大会が、４週にわたり開催されます。
７月２１日は、早川地区一体となって打ち上げる、伝統の早川大花火大会が開催されます。
また、７月２８、２９日は、５０回記念として、おうみ祭りが開催されます。２８日は民謡流しが、２９日には、糸魚川大花火大会が行われ、花火大会前に特別ゲストとして、横澤夏子さん、伊藤敏博さんをお迎えし、スペシャルステージを披露していただきます。
翌週の８月４日は、おまんた祭りが開催され、今年は「みんなでつくるにぎわいと活気ある夏の思い出」をテーマに約３,０００人による市民流しが行われます。
そして、８月１１日は、約２,０００発の花火が打ち上げられる、能生ふるさと海上花火大会が開催されます。
今後とも、これら地域の祭りなどを通じて交流人口の拡大に努めて参ります。
２点目に、「駅北大火からの復興の動き」について、ご報告申し上げます。
７月７日午後１時から、にぎわい創出広場で工事中の大型防火水槽の見学会を開催いたします。
被災者をはじめとする市民、関係者の皆さんから見学していただき、埋設前の防火水槽に防火メッセージを書き込んでいただくことにより、防火に対する関心や意識が向上するものと考えております。
また、本日ご承認いただきました復興市営住宅建設工事につきましては、７月１０日に安全祈願祭を行い、着工となる予定です。地元産のスギ材をふんだんに使用し、年度内の完成を予定しております。
３点目に、「平成２９年度現年課税分の個人県民税の収納率」について、ご報告申し上げます。
２９年度は、９９．５３パーセント、前年比０．０２ポイントの向上となりました。
２２年から８年連続で収納率向上となり、６年連続で徴収成績優良市町村として、８月１日に県知事から感謝状が贈呈される予定となっております。
今後も適切、公平な課税に努めるとともに、中長期的な数値目標を掲げるなど、「見える化」による収納率向上に取り組んで参ります。
４点目に、「フォッサマグナパークのリニューアルオープン」について、ご報告申し上げます。
糸魚川－静岡構造線の断層露頭の拡張工事が終了することから、８月１日に開園式を行い、翌２日から一般公開を行います。糸魚川ユネスコ世界ジオパークを代表するジオサイトとして、教育や観光等に大いに活用されることを期待しております。
５点目に、「水産資源活用産学官連携事業に関する３者協定締結」について、ご報告申し上げます。
６月２６日に、市役所において、「新潟県立海洋高等学校」「株式会社能水商店」「糸魚川市」の産学官３者による協定を締結いたしました。
これにより、今まで培った相互の連携と協働のノウハウを活かし、高校の魅力化・水産資源の活用による地域振興に努めて参ります。
最後に、「平成２９年度の決算状況」について、ご報告申し上げます。
一般会計の決算額は、歳入が２９９億３千万円、歳出で２８３億４千万円となり、差引１５億９千万円が３０年度への繰越となります。
繰越財源を除く実質の繰越金は、１２億円でありますが、既に３０年度予算に充当しておりますので、残りは、約５億８千万円となっております。
詳細につきましては、お手元に配付いたしました資料のとおりであり、今後ともより健全な財政運営に努めてまいります。
以上、６点について、ご報告申し上げました。
議員各位をはじめ市民の皆様から、一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
終わりに、平成３０年９月市議会定例会の招集日を、９月３日、月曜日とさせていただきたい予定でありますことをご報告申し上げ、閉会のご挨拶とさせていただきます。
大変ありがとうございました。
「平成２９年度の決算状況」