平成30年第2回市議会定例会開会あいさつ(行政報告)

更新日:2018年8月2日

■平成30年第2回市議会定例会開会あいさつ、行政報告(H30.6.11

平成30年第2回市議会定例会の招集に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。

議員の皆様におかれましては、大変ご多用のところご参集いただき、厚くお礼申し上げます。

本定例会におきましては、条例改正をはじめ、財産の取得、契約の締結、補正予算など、11件の議案について、ご審議をお願いしたいものでありますが、この機会に5点につきまして、ご報告申し上げます。

最初に、糸魚川小学校とひすいの里総合学校の第16回「公共建築賞・優秀賞」の受賞について、ご報告申し上げます。

このたび、校舎の企画、設計、施工が優れており、同一校舎での教育活動や、両校の交流などが高く評価され、「公共建築賞・優秀賞」を受賞しました。

北陸地区で受賞したのは3施設で、去る6月4日、表彰式が行われました。

今後、全国32の優秀賞受賞建築物とともに、国における表彰に向け、最終審査に臨むこととなります。

2点目に、一般廃棄物最終処分場及び産業廃棄物最終処分場の廃止について、ご報告申し上げます。

大野地区の一般廃棄物最終処分場と市野々地区の産業廃棄物最終処分場につきましては、27年度に適正化事業が完了した後、2年以上にわたり、地下水等の水質、埋立地からのガスの発生及び埋立地内部の温度等に異常がありませんでした。

廃棄物処理法に規定する廃止基準を満たしたことから、新潟県に廃止確認の申請を行い、30年4月27日付けで確認通知を受け、最終処分場を廃止することとしました。

今後も引き続き、定期的な水質検査を実施するなど、適正な管理に努めてまいります。

3点目に、翡翠文学賞の創設と公募開始について、ご報告申し上げます。

当市には、国石ヒスイや奴奈川姫伝説があり、これら当市固有の資産を題材に文学賞を創設し、小説の公募を行います。

募集期間は、6月9日から11月30日までで、歴史小説に限らず、ジャンルは問いません。

審査員には、小説家の夢枕獏先生を迎えるほか、児童文学作家の岡田依世子さん、糸魚川出身のキャスターで、ジオパーク大使でもある伊藤聡子さんを審査員として、最優秀賞1編、優秀賞2編を選考する予定です。

詳細はお手元に配布いたしました資料をご覧願います

4点目に、第3回いといがわ復興マルシェについて、ご報告申し上げます。

6月16日土曜日に、第3回いといがわ復興マルシェが、市道仲町通線、通称みいちゃん通りで開催されます。市内外から35団体が参加し、県内のマルシェ先進地である三条市からも5団体が出店します。

昨年11月の第1回目は、約3,000人、続く4月の第2回目は、約5,000人の来場客があり、今後も8月と10月に開催が予定されております。

こういったイベントが、被災地周辺の賑わいづくりにつながるよう、期待しているところであります。

最後に、本年度公共事業関係予算の当初内示状況について、ご報告申し上げます。

お手元に配付いたしました「行政報告 参考資料」をご覧ください。

まず、平成30年度予算の市営事業につきましては、31件で概算31億6千万円の内示がありました。

県営事業につきましては、31件で概算43億円、国の直轄事業は、8件で概算48億円、その他事業は1件で約2千6百万円となっております。

なお、詳細につきましては、資料のとおりでありますが、補助対象事業費は変更となる場合もありますので、ご了承願います。

以上、5点について、ご報告申し上げました。

 議会並びに議員の皆様からの特段のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、招集のごあいさつとさせていただきます。

資料(1)「翡翠文学賞」
資料(2)「公共事業内示状況」