更新日:2017年9月4日
■平成29年第5回市議会定例会開会あいさつ、行政報告(H29.9.4)
平成29年第5回市議会定例会の招集に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。
議員の皆様におかれましては、大変ご多用のところご参集いただき、厚くお礼申し上げます。
本定例会におきましては、平成28年度の決算認定をはじめ、条例改正や補正予算など、34件の議案のご審議をお願いしたいものであります。
議案の内容につきましては、後程ご説明をさせていただきますが、この機会に5点につきまして、ご報告申し上げます。
最初に、糸魚川市駅北復興まちづくり計画について、ご報告申し上げます。
駅北大火発災から8か月目となります、8月22日に糸魚川市駅北復興まちづくり計画を公表いたしました。
本日、議員の皆様にお配りさせていただきましたが、市民の皆様には、計画書の概要版を9月8日に全戸配布いたします。
今後も引き続き、被災された皆様に寄り添いながら、スピード感を持って、着実な事業の実施に取り組んでまいります。
2点目に、市振小学校及び浦本小学校の「統合に関する確認書」の調印について、ご報告申し上げます。
市振小学校につきましては、青海小学校と統合する旨、6月28日に市振地区自治会、玉ノ木地区自治会、及び上路地区自治会と「統合に関する基本的な事項」を調印いたしました。
また、浦本小学校につきましては、大和川小学校と統合する旨、8月23日に浦本地区振興協議会と調印をいたしました。
今後も地元や保護者との協議を重ね、平成30年4月に円滑な統合ができるよう努めてまいります。
3点目に、市内郵便局との協定締結について、ご報告申し上げます。
去る8月31日、市内17の郵便局と2つの協定を締結いたしました。
協定の1つ目は、災害時等における貯金の特別払い出しや避難所への配達などを実施していただくものであります。
2つ目は、郵便配達中に住民等の異変、道路の異常、不法投棄等を発見した際、市へ通報をいただくものであります。
本協定は、駅北大火を機に郵便局から地域貢献として、申し出をいただいたものであり、今後も連携して、市民生活の安全安心の確保を図ってまいります。
4点目に、Jアラートと防災行政無線との連動の不具合について、ご報告いたします。
8月29日、北朝鮮ミサイル発射の際、当市のJアラートの装置に不具合が発生し、防災行政無線から情報が放送されませんでした。
当日のうちに代替機と交換し、現在は正常な状態となっておりますが、原因の解明に努め、今後は、このようなことがないよう万全を期してまいります。
最後に、平成29年度普通交付税の算定結果について、ご報告申し上げます。
本年度は、75億5千1百万円で、当初予算に対し、4億5千1百万円の「増」となっております。
基準財政需要額において、合併算定替えの縮減率が3割から5割に拡大し、前年度と比べて普通交付税が減少となりましたが、引き続き、健全な財政運営に努めてまいります。
以上、ご報告申し上げました。
議会並びに議員の皆様からの特段のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、招集のごあいさつとさせていただきます。