更新日:2017年6月29日
■平成29年第4回市議会定例会閉会あいさつ、行政報告(H29.6.29)
平成29年第4回市議会定例会の閉会にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。
去る6月12日から本日までの長期間にわたり、多数の重要案件につきまして、慎重なご審議をいただき、厚くお礼を申し上げます。
さて、この機会に5点について、ご報告申し上げます。
最初に「糸魚川市駅北復興まちづくりに関する提言」について、ご報告申し上げます。
駅北大火被災地の復旧・復興に向けて、有識者及び市内関係団体代表者等で構成する「糸魚川市駅北復興まちづくり計画検討委員会」の第5回委員会が、昨日6月28日に開催され、提言書をまとめていただきました。
市では、提言書をもとに「復興まちづくり計画案」を調整のうえ、7月10日から1か月間、パブリックコメントを実施し、8月の策定に向けて進めてまいります。
2点目に「糸魚川市駅北復興まちづくり推進本部の設置」について、ご報告申し上げます。
駅北大火の発災以来、対策本部を設置し、被災された皆様の支援や被災地の復旧・復興に取り組んでまいりましたが、本日6月29日に「復興まちづくり推進本部」へ移行いたします。
本日、本会議終了後、第1回目の推進本部会議を開催することとしており、今後も引き続き、被災地の復旧・復興に向けて、被災された皆様に寄り添いながら、スピード感を持って、着実な事業の実施に取り組んでまいります。
また、7月1日、デンカビッグスワンスタジアムで行われるサッカーJ1の試合では、「デンカ サンクスデー」として、駅北大火からの復旧・復興に向けた応援イベントが開催され、被災された皆様からも観戦いただく予定となっております。
3点目に「首都圏における観光PR」について、ご報告申し上げます。
新潟県観光協会の協力のもと、7月から約1か月間、東京駅など首都圏の主要駅、約380ケ所において、国石ヒスイを題材にした当市の観光ポスターが掲示されます。
今後も関係機関と連携して、情報発信の強化を図り、交流人口の拡大に取り組んでまいります。
4点目に「ユネスコ世界ジオパークの再認定現地審査」について、ご報告申し上げます。
7月10日から4日間、審査員2名が各ジオサイトを訪れ、4年間のジオパーク活動について、現地審査を行います。
平成21年に糸魚川ジオパークが世界ジオパークに認定されてから2回目の再認定審査となり、ユネスコの正式事業となってからは、初めての審査となります。
結果の発表は、9月のアジア太平洋地域ジオパークネットワーク会議の閉会式において、発表される予定であります。
最後に「平成28年度の決算概況」について、ご報告申し上げます。
一般会計の決算額は、歳入が294億4千7百万円、歳出で275億4千6百万円となり、差引19億1百万円が29年度への繰越となります。
繰越財源を除く実質の繰越金は、14億7千4百万円でありますが、既に29年度予算に充当しておりますので、残りは、約9億円となっております。
詳細につきましては、お手元に配付いたしました資料のとおりであり、今後ともより健全な財政運営に努めてまいります。
※決算概況資料(PDF.39KB)
以上、ご報告申し上げました。
議員各位をはじめ市民の皆様から、一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
終わりに、平成29年9月市議会定例会の招集日を、9月4日、月曜日とさせていただきたい予定でありますことをご報告申し上げ、閉会のごあいさつとさせていただきます。