平成27年 税を考える週間(11/11~17)啓発活動

更新日:2015年11月12日

毎年、11月11日から17日は「税を考える週間」です。
当市では、税務署・糸魚川地域振興局・糸魚川法人会と連携し、様々な啓発・広報活動を実施しました。

該当活動を実施

週間のスタートにあたり、ハピー奴奈川店前で国税電子申告・納税システム(e-tax)などの普及に関するチラシ配布などを実施しました。
街宣活動
糸魚川ジオパークマスコットキャラクター「ジオまる」と「ぬーな」も登場

税に関する絵はがき展示

糸魚川信用組合本店および各支店において、昨年度の小学6年生(現中学1年生)が描いた税に関する絵はがきが展示されました。
絵はがき1絵はがき2
絵はがき3絵はがき4
いずれの作品も税金が形をかえて身近なことに使われていることを感性豊かに表現されていました。

納税表彰式

申告納税制度の推進や租税教育などに顕著な功績があった個人・団体に対する納税表彰式と中学・高校生による「税についての作文」の入選作品の表彰が行われました。

納税表彰受賞者
税の作文受賞者
税についての作文受賞者

税についての作文入選作品

入選作品のなかから一部をご紹介します(入選作品集は教育委員会で配布しています)。

新潟県教育長賞 「勉強ができる喜び」(能生中学校 1年 能登遥菜さん の作品)
 「学べることは幸せなことなんだよ」
 以前、両親から言われた言葉です。でも、小学生だった私は、その意味がよく分かりませんでした。
 教科書、学校にある電子機器、理科で使う実験器具、体育用具、机やイス。普段、学校で私たちは何気なく使っています。それらは誰がお金を負担した物か、私は考えたこともありませんでした。
 去年私が小学6年生だった時、税務署の職員の方と市役所の職員の方から、学校の建物や用具は誰のお金で負担しているのか、初めて教えてもらいました。普段学校へ何気なく通っていますが、校舎や体育館は税金で建設され、教科書や校内にある用具は税金で購入されたものだと教えてもらいました。正直なところ、税金について何も知りませんでしたが、この租税教室で道路設備やごみの回収処理、消防や警察の活動なども税金で行われているという事も教えてもらいました。
 テレビを見ていたら、ある番組で海外の貧しい国の子どもたちが学校に通いたくても通えていない状況を紹介していました。学校自体が子どもの数に対して足りていない国、経済力のある家庭の子しか学校に行けず家族のために働いている子、戦争のために家から出られない子。また、通えたとしても通学路の整備がされていないために、川の中をずぶ濡れになりながら渡って歩いたり、足を砂ぼこりで真っ黒にしながらデコボコした通学路を歩いたり、命がけで登校している様子が紹介されていました。どの国の様子も今の私の生活からは想像できない状況でした。
 今、私は日本の国民の皆さんが納めている税金のおかげで、毎日安全な道を通って学校へ登校し、整備された校舎の中で授業を受けています。私だけでなく、日本全国の小中学生が税金のおかげで毎日学校へ通い、教育を受けています。もしも税金で支える社会が無くなったら、私たちも学校へ行けなくなるかもしれません。
 国民の皆さんが納めている税金を、子どもたちの学習に使うという事は、それだけ国民が子どもに未来を託しているという事だと私は思います。実際に、中学に入学してから、新しい教科書をもらい、もらった教科書全ての裏表紙には、「この教科書は、これからの日本を担う皆さんへの期待をこめ、税金によって無償で支給されています。大切に使いましょう」と書かれています。この言葉の意味をしっかりと受けとめて、学べることを幸せに思い、これからも勉強ができる環境に感謝して過ごしていきたいです。
 そして、自分が大人になった時、自分が受けてきた教育を、その時代の子どもたちが同じように受けるためにも、今度は自分が一生懸命働いて税金を納めることで、国民の皆さんに恩返しをする事が、大切だと私は思います。

糸魚川税務署長賞 「税について」(糸魚川白嶺高校 3年 高瀬玲菜さん の作品)
 日本にある税金の種類は約50種類あります。例えば、みなさんがよく耳にする消費税や所得税。逆にそんなに耳にしない贈与税やとん税。こんな所にも税金を支払っているのかと思う税金がたくさんあります。そもそも私たちが支払っている税金はどのように使われているのか知っていますか。
 主に二つあります。一つは社会資本。この社会資本というのは、道路や上下水道、公園などといった場所です。
 もう一つは、公共サービス。これは、警察消防、教育や社会保険などです。この公共サービスは誰もが知っていることだと思います。よく警察に向かって「こっちは税金を払ってお前たちに飯くわせてんだ」などという人がいます。私は、そんなことを言うのはおかしいと思います。警察の人たちは、町の安全を守ってくれているのに、一般の人は犯罪を犯し、迷惑をかけていると思うと、税金を払うのは当然のことだと思います。税金を払うことで、町が安全でくらしやすくなるのです。
 そして、社会資本や公共サービスの他にも私たちのような学校に通う子ども達にも税金は使われています。小学校は約85万円、中学校は約98万5千円、高校生は約100万円。12年間で生徒ひとりあたりにかかる教育費に1,100万円もの税金が使われています。
 税は、学校教育や科学技術の発展のために役立っていることがわかります。
 また、財政上の税金の役割は主に三つあります。一つ目は、財源の調達。二つ目は、所得の再配分。三つ目は、景気の調整。の三つです。
 日本の消費税は8パーセントです。しかし、世界の国々を見てみると、ノルウェーやデンマークは25パーセント。隣国の中国は17パーセント、韓国は10パーセントと、日本に比べると、消費税が高く、日本はとても低いのが分かります。ですが、現在、消費税がどんどん日本もあがっていて、主婦や一般の市民にとってはとても大変なことだと思います。
 最後に税の負担のあり方とは何でしょうか。一人ひとりの国民が税について関心を持つことだと思います。なぜ消費税ってあるのか。どういう所に使われているのかをみんなが理解をすれば、もっと税について知ることができると思います。私も、この作文を書かなければ分からなかったことや初めて知ったことがたくさんあります。税はこういうふうに集められ、こういう場面や場所に使われているのだというのを知ることができ、税の大切さや税を支払っているからこそ、町の安全や、安心した暮らしができているんだと思いました。
 将来の税のあり方はどうなっていくのかは分かりませんが、もっと税を活用して現在よりも住みやすい町をつくっていったりしていってほしいなと思いました。