平成28年7月27日(水)~28日(木) 会場/朱鷺メッセ(新潟コンベンションセンター)

ジオパークとは 

「ジオ(Geo)」は地球や大地、「パーク(Park)」は公園を意味し、貴重な「地質の宝もの」やその地域の自然・文化を守り、多くの人に知ってもらうことを目的とする取り組みです。
 2015年11月、「世界ジオパーク」はユネスコの正式な事業となりました。現在、世界には120地域、日本には糸魚川を含む8地域がユネスコ世界ジオパークに認定されています。

 ジオパークをもっと多くの人に広め、その本質を向上させるためには、各ジオパーク地域が独自に活動を展開するとともに、世界中のジオパークが互いに手を取り合い、各地域で行っている取り組みやアイディアの情報交換等を通じて、よりよいジオパークの在り方を模索していく必要があります。  

 そのために行われているのがネットワーク活動で、世界中のジオパークが加盟しているネットワークが、世界ジオパークネットワーク(GGN)、日本中のジオパークが加盟しているネットワークが日本ジオパークネットワーク(JGN)です。世界にはこれらの他、アジア太平洋地域のジオパークの集まりであるアジア太平洋ジオパークネットワーク(APGN)や、ヨーロッパのジオパーク地域の集まりであるヨーロッパジオパークネットワーク(EGN)、各国におけるネットワークなど、多数のネットワークが存在しています。

 GGN、APGN、EGNといった国境を越えたネットワークでは2年に1回の会議を、JGNでは1年に1回日本中のジオパークが集まってノウハウの共有、情報交換、各地域の取り組みの紹介等を行っています。会議以外では、各ジオパークで実務者レベルでの交流会や研修の開催、他国のジオパークとの姉妹提携などの活動を推進しています。

 こうした活動を礎に、世界のジオパークはその地域にしかない「地質の宝物」を活用しながら保護や教育活動を展開し、また見学旅行を実施して、1人でも多くの人々にかけがえのない私たちの地球を知ってもらうため日々活動しています。

ジオパーク関連WEBサイト
世界ジオパークネットワーク(GGN)
世界ジオパークネットワーク協会
日本ジオパークネットワーク(JGN)
日本ジオパーク委員会