Q1 個人市民税県民税とはどのような税ですか?

 「個人市民税県民税」とは、市区町村が行う住民に対する行政サービスに必要な経費を、住民の方々がその能力(担税力)に応じて広く分担してもらうものです。「個人住民税」とも呼びます。
 

Q2 市民税県民税の「所得割」と「均等割」とはなんですか?

 市民税県民税は、前年の所得金額に応じて課税される「所得割」と、所得金額にかかわらず定額で課税される「均等割」とがあります。

Q3 1月1日の時点で糸魚川市に住んでいないのに、均等割の納税通知書が届いたのですが?

 居住の実態がなくても、糸魚川市内に事務所、事業所または家屋敷を持っている方は均等割が課税されます。

Q4 市民税県民税の徴収方法が口座引き落としから給与天引きに変更になったのですが?

 給与所得者の市民税県民税は事業主(給与支払者)が給与から天引きし、納付することが法律で義務付けられています。市と県では、天引きを実施していない事業主にも、原則として平成26年度から給与天引きに順次移行していただくこととしました。

Q5 私は今年の3月に糸魚川市外へ引っ越したのですが、市民税県民税はどこで課税されますか?

 市民税県民税の課税地はその年の1月1日時点で住民登録のあった市町村なので、年の途中で転出をされても1月1日に糸魚川市に住んでいた場合は当市での課税となります。

Q6 祖父が今年の1月末に死亡したのですが、市民税県民税はどうなりますか?

 市民税県民税の課税地はその年の1月1日時点で住民登録のあった市町村なので、年の途中でお亡くなりになった場合も1月1日の属する年度と翌年度の市民税県民税は課税となり、相続人の方に納付をいただきます。

Q7 前年中はまったく収入がなく、家族の扶養にも入っていないのですが、市への申告は必要ですか?

 必要です。市への市民税県民税申告がない方は未申告となり、国民健康保険税の軽減の判定ができない、所得証明書が発行できないなど、各種行政サービスを受ける際に影響があります。

 

Q8 去年県外から糸魚川市へ引っ越してきたのですが、糸魚川市の市民税県民税は高い気がします。

 市民税県民税には、「所得割」と「均等割」とがあります。所得割の算出方法は全国の各市町村同一の取り扱いとなっており、また、均等割についても原則4,000円(市民税3,000円、県民税1,000円)ですので、糸魚川市だけ市民税県民税が高いということはありません。

Q9 今年の2月に税務署で確定申告をしました。6月に市役所から届いた市民税県民税の納税通知書の控除合計額と、確定申告書控に書かれている控除合計額がちがうのですが?

 扶養控除、生命保険料控除、基礎控除、地震保険料控除、配偶者控除などの市民税県民税の控除額は、所得税の控除額より低くなっています。これは、より多く市民の皆様に広く浅く負担していただくことで、公共サービスとして広く住民に還元されるという市民税県民税の性質によるものです。