田海ヶ池では、地元の高畑地区有志により平成10年に「田海ヶ池トンボを守る会」が発足し、以来、同池の環境整備活動が行われてきました。
 平成24年度からは、琵琶湖博物館 中井先生から指導を受け、吊り下げ式人口産卵床による卵捕獲や、釣り・刺網による成魚捕獲などを行っています。

水環境ふれあい教室「田海ヶ池ブラックバス釣り大会」

更新日:2016年5月20日
 平成27年10月12日、外来魚駆除を目的として、水環境ふれあい教室「田海ヶ池ブラックバス釣り大会」を開催しました。

ブラックバス釣り大会

 トンボの宝庫として有名な田海ヶ池で、外来魚しか釣れない池の現状から、池が抱える問題についてみんなで考える機会となりました。

「水環境ふれあい教室」ブラックバス釣り大会

 平成26年9月23日、「水環境ふれあい教室」を開催しました。
 上越・糸魚川地域から集まった、子ども7名、大人10名の合計17名が、秋晴れの下で、駆除を兼ねてブラックバス釣りを楽しみました。
 また、ブラックバスが池で食べていたものを調べる体験を通して、池の生態系を脅かす外来魚の問題を知りました。
 そして、最後にブラックバス料理を試食して、参加者からは意外な美味しさに驚く声が上がっていました。
 

水辺の生き物調査&ワークショップin糸魚川市・田海ヶ池

 平成25年9月23日、環境や水辺の生き物に関心のある親子や市民、地域のNPOの皆さんが参加して、田海ヶ池の水辺の生き物調査を行いました。
 調査後は、青海生涯学習センターで、これからの水辺環境を考えるワークショップを開催しました。田海ヶ池の環境を守る方法や、田海ヶ池に関心を持つ人を増やすにはどうすればよいか、熱い議論が交わされました。

 

人口産卵床増設

 平成24年4月28日、田海ヶ池トンボを守る会が、吊り下げ式人口産卵床を新たに5基設置しました。先日、琵琶湖博物館 中井先生からご指導いただいた「産卵に適するポイント」に設置したため、その効果が期待されます。
 以前設置した吊り下げ式(5基)及び旧型(5基)の卵の確認も行いましたが、卵はありませんでした。
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新たに5基設置
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卵確認できず

琵琶湖中井先生による潜水確認

 平成24年4月21日、琵琶湖博物館の中井先生が再来市し、14日に設置した人工産卵床に卵が産みつけられているか、設置箇所は適切かを、潜水して確認していただきました。
 残念ながら卵は確認できませんでしたが、潜水で池をくまなく調査していただいたことで、

1.オオクチバスが産卵すると思われる箇所の見当がついたこと
2.これまで確認できなかった池の底の様子が明らかになったこと

などの収穫が得られました。

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新型人工産卵床設置

 平成24年4月14日、田海ヶ池トンボを守る会が、オオクチバス(通称ブラックバス)の卵を捕獲するため、人口産卵床(※)を設置しました。
 琵琶湖博物館 中井先生からご指導いただいた新型「吊り下げ式」を、昨年捕獲量ゼロに終わった旧型とともに合計10基設置しました。

※「人口産卵床」…オオクチバスが産卵する場所に沈め、産卵した卵を一括して除去するもの。

人工産卵床
新型「吊り下げ式」人工産卵床(手作り)
ボート
ボートで出発
新型設置
新型設置
旧型設置
旧型設置

琵琶湖中井先生 現地視察

 平成24年4月11日 外来生物防除の専門家である琵琶湖博物館の中井克樹先生が来市し、田海ヶ池の現地視察及び防除・抑制方法についてアドバイスをしていただきました。
  先生が琵琶湖でも実践し、オオクチバスの繁殖抑制に有効な「吊り下げ式人工産卵床」の作り方や設置方法を教えていただきました。
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田沢小学校で環境学習授業

 平成24年2月15日 昨年、糸魚川白嶺高校3年生が「田海ヶ池トンボを守る会」と協力しておこなったオオクチバスの捕獲と食性調査(食べ物調査)について、「オオクチバスは何を食べていたか?」と題して、学区内に田海ヶ池がある田沢小学校の児童4年生から6年生の児童約150名に、環境学習授業を行いました。
 児童たちは、真剣に発表を聞き、メモをとるなど積極的に環境学習に取り組んでいました。オオクチバスの胃から出てきたトンボなどの昆虫や他の生きものの写真が映し出されると、ビックリした様子でした。
環境学習授業
【環境学習授業】

<田沢小学校児童の感想>
「トンボやカマキリがオオクチバスに食べられていてビックリした!!」
「田海ヶ池でトンボなどの生きものが減っていて悲しかった。」
「みんなで田海ヶ池の生きものたちを守りたい。」

糸魚川ジオパーク学習交流会

 平成23年11月25日糸魚川市民会館で行われた「糸魚川ジオパーク学習交流会」において、糸魚川白嶺高校生徒さんが、今年実施した田海ヶ池におけるオオクチバス食性調査結果について発表しました。
 <要旨>

 県内屈指のトンボの生息地として知られている「田海ヶ池」には、密放流されたオオクチバスが生息している。

 この池におけるオオクチバスの食性を調査したところ、トンボ(成虫,幼虫)ほか,さまざまな水生動物が捕食されていた。

 この池の「本来の生態系」を回復させるためには、現在、特定外来生物に指定されているオオクチバスを駆除することが望ましい。

発表風景1発表風景2
調査結果を発表する糸魚川白嶺高校生徒さん

外来魚問題シンポジウムに参加しました

 平成23年11月12.13日上越市で開催された「上越地域 外来魚問題シンポジウム」に糸魚川白嶺高校馬場先生、市環境生活課が参加しました。
 刺網などの外来魚駆除方法を実際に体験したり、田海ヶ池のバス駆除について、新しい駆除方法や他団体の取組み方法など、参加者の皆さんからアドバイスをいただきました。
現地活動前のミーティング刺網の現地駆除作業
刺網で捕獲したブルーギル01刺網で捕獲したブルーギル02