21世紀の塩の道 地域高規格道路「松本糸魚川連絡道路」

松本糸魚川連絡道路とは?
地域の結びつき
計画概要と指定状況
構造要件の見直し

松本糸魚川連絡道路のぼり


これまでの経過
 松本糸魚川連絡道路は、糸魚川市と長野県松本市(旧波田町)を結ぶ全長約100キロ(うち新潟県側20キロ、長野県側80キロ)の地域高規格道路です。
 沿線の交流は昔から盛んで、当時は、糸魚川から海産物を運んだ「塩の道」が、物流の動脈としての機能を担っていました。
 現在では、国道148号、147号で結ばれており、生活道路であるとともに、物流の大動脈、観光道路として、かつてと変わらない重要な役割を果たしています。
 しかし、地域の産業・経済の発展を図り、個性ある地域づくりを進めるためには、災害に強く、信頼性の高い新たな道路整備が必要とのことから、昭和51年に沿線の経済団体からなる「塩の道経済懇談会」において、この地域間を結ぶ高速道路建設の要望決議がなされて以来、糸魚川市や関係団体が、この道路の整備について、関係行政機関に要望を行なってきました。
 このような熱意が実を結び、松本糸魚川連絡道路は、平成6年に地域高規格道路の候補路線、さらに平成10年に計画路線、平成11年と17年には調査区間の指定を受け、現在、事業化に向けて、調査が進められています。
 平成28年8月には、新潟・長野両県の住民・自治体・議会・商工団体が一堂に会し、建設促進フォーラムが開催され、平成29年11月には、小滝から糸魚川インターチェンジ間のルート帯が決定されました。

 平成31年度予算において、ついに松糸・今井道路(山本~上刈間)が新規事業化されました。
ルート図

外部リンク
 新潟県土木部道路建設課ホームページ 「地域高規格道路とは」
 新潟県ホームページ「地域高規格道路松本糸魚川連絡道路について」