姫川港

 姫川港は、糸魚川地域の産業の活力と市民生活の安定を支える基盤となっており、長野県中信地域への日本海の玄関口としても大変大きな役割を担っています。
 また、他の港から石炭灰、鉱滓などをリサイクル資源として受入れ、セメント製品として出荷するなど、日本海沿岸の静脈物流港として環境面においても重要な役割を果たしています。

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■位置
 「姫川港」は、新潟県の西南端に位置し、日本アルプスを水源とする1級河川姫川の河口右岸に隣接している掘込港 であります。
 県都新潟市とは、北陸自動車道及び国道8号並びに日本海ヒスイライン等の鉄道で結ばれ、JR大糸線及び国道148号で長野県松本市に通じています。また、当港は重要港湾直江津港と特定重要港湾伏木富山港の中間点にあり、新潟・長野・富山三県の経済的拠点としてその役割をしだいに増しています。

■港湾管理者
 新潟県

■沿革
 「姫川港」は、昭和40年に港名を「歌海港」(昭和27年に地方港湾の指定受けましたが、改修計画がまとまらず、施設の改築が殆ど行われませんでした。)から改め、「第2次港湾整備5ヶ年計画」に基づき、同年9月1日に起工式が行われ、西防波堤の建設並びに内陸掘込工事が開始されました。
 昭和48年9月30日、西埠頭2号岸壁の完成により開港宣言がなされ、その後の整備とともに貨物取扱量も平成16年には、過去最高の568万トンを記録するなど順調に伸びており、当地域の海運拠点としての役割が一段と高まっています。