近年、核家族化、都市化、高齢化等により、連帯意識の希薄化が進み、地域社会の持つ犯罪抑止機能が低下する一方、犯罪の広域化、悪質化が一層加速し、子どもや高齢者など、より弱い立場の人が被害者となる傾向があります。
 この条例は、犯罪のない安全で安心なまちづくりを推進するため、基本的な理念を定めるとともに、市の責務、並びに市民、自治会、事業者等の役割を明らかにするなど、基本的事項を定めることにより、市民が安全で安心して暮らすことができる糸魚川市の実現を目指すものです。
 条例制定に当たっては、防犯団体や関係機関の代表、公募委員及びアドバイザー(糸魚川警察署職員)など10名からなる検討委員会を設置し、条例の内容についてご検討いただいたほか、パブリックコメントを実施して、市民のみなさんから寄せられたご意見も参考としました。
 今後は、この条例に基づき、安全・安心なまちづくりに関する具体的な施策を総合的かつ計画的に推進し、条例の実効性を確かなものにするため、推進計画を策定する予定です。
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 糸魚川市犯罪のない安全・安心なまちづくり条例(PDF:77KB)