シートベルト非着用者の致死率は、着用者の約29倍 

 

シートベルト着用の徹底

 

 令和4年10月~12月に行われたシートベルト着用率の全国調査によると、新潟県の運転手の着用率は、99.5%であるの対し、後部席同乗者の着用率は48.2%と極端に低い状況です。
後部座席のシートベルト非着用は前席乗員を巻込む車内での激突や、車外放出の危険もあります。車に乗る時は後部座席でも必ずシートベルトを着用しましょう。

 


シートベルトの着用状況(資料:令和4年10月11日~12月3日調査 警察庁、JAF合同調査)

 

区分

着用率(%)

一般道

高速道

運転者

全国

99.1

99.6

新潟県

99.5

99.8

助手席同乗者

全国

96.9

98.7

新潟県

98.0

99.1

後部席同乗者

全国

42.9

78.0

新潟県

48.2

89.1

 

 

チャイルドシートの正しい着用の徹底

 


◯チャイルドシートの使用は運転者の義務(道路交通法第71条の3第3項)

 ・義務付けの対象・・・自動車の運転者
 ・使用させるべき対象・・・幼児(6歳未満の者)
 ・違反への措置・・・シートベルト装着義務違反同様、基礎点数1点付加
 ・使用義務の免除・・・疾病のためチャイルドシート使用が適当でないとき
            その他政令で定めるやむを得ない理由があるとき


時速50キロメートルで衝突した場合、乗員には体重の約30倍の衝撃
がかかります。抱っこやそのまま着座では急ブレーキや衝突時、車外放出や二次衝突により、死亡事故に結びつきます。

 

 

チャイルドシートの着用状況(資料:令和5年6月3日~7月17日調査 県警察、JAF合同調査)

 

区分

使用率(%)

1歳未満

1~4歳

5歳

6歳未満合計

全国

92.0

78.7

55.5

76.0

※新潟県の6歳未満全体のチャイルドシート使用率は、76.5%で全国22位でした。